ティに着いたら



まず




ティマーカーの位置をよく確認。






ホール全体の向きに対して


どうセットされているかをチェック。







この確認を怠ると


目標に対して正しくアライメントできなくなることが多い。









次がホールレイアウトと風のチェック。






絶対に打ってはいけない場所を最初に確認。


次が安全な場所の確認。





ピンフラッグや


空に浮かぶ雲の流れや


高い木々の揺れ方や木の葉の飛び方を見る。





最後にティの位置で感じる風を確認。






それが終わったら


セカンドショットのマネジメント。






ミドルなら


セカンドでグリーンを狙うために最適な場所を決める。





ロングなら


FWが使えるライかどうかも大事。





ショートなら


ピンの位置だけでなくグリーンの全体傾斜も考慮する。





上りのストレートラインに乗せたいから。







それらの情報を整理して


狙い所を一点に決めたら






そこに運ぶのに最適な番手をジャッジ。







安全に狙うべき距離かどうか


デッドに攻めるべきか




飛距離を出すのか


ライン出し優先か決める。








ここまで


オナーであれば迅速に。






そうでなかったり


前が詰まっていたら








待ちの間にじっくり。





一番楽しい時間だ(笑


待たされてイライラする奴の気が知れない(笑











ティを挿すおおよその位置まで先に決めておく。







自分の番になったら


いよいよ打つセットアップだ。






狙い所が決まったら


まずはティを挿す場所。






おおよその位置は決めているので







そこに立ち





持ち球とホールレイアウト


風などを考慮して







最終的な狙い所を決め







その目標に対して


真っ直ぐアライメントできるスパットを先に決める。







ティを挿してからスパットを探すなんて愚の骨頂だ。







何度もここで書いてきた通り



無駄な時間を使うだけ。









挿したら


必ず後方からチェック。






目標に対して真っ直ぐスパットが向いているか確認。






自分を信じちゃだめだ。


必ず後方から客観視する。






若干どちらかにズレることも多々あるので


その場合はいちいち挿し直さず






ズレている方向にアライメントすればいいだけのこと。








神経質になったら大事なことを失う。




だいたいでいい。


おおよそでいい。




そのためのスパットなんだから。









後方からチェックするのはふたつ。








スパットが正しいかどうかと




振る方向。








振り抜く方向を決めるのは私独自のマネジメントだ。







特に長いドライバーは


この振り抜く方向を決めることがとても大事。






ヘッドの軌道目標は


狙い所よりだいたい20yほど左。





そこへ振り抜くことが


ドライバーで狙った所へキャリーさせるための私の肝。








私がコースでやってしまうミスで


左に振り切れず右にふかしてしまうのがある。







ずっとインに引いてきてしまった


そんな悪癖はコースであっさり出てしまうから。







左に振ってやっと真っ直ぐ。




それくらい現実とイメージにはギャップがある私。





コースに出るとそのギャップは更に大きくなることを


私はよく知っている。








練習場と同じスイングは



コースでは出来ないから。








下手くそな私だけの基礎だ。















良い子は真似しないようにね♪














それらが決まったら


いよいよアドレス。





ボールとスパットに仮想ラインを引き


そのラインに対して平行に両足つま先を揃え





足場を決める。





足の裏から傾斜の違和感を強く感じたら


セットアップをやり直す。




ティグラウンドですら


まっ平らな所はそうそうないから。








ポスチャー(身体の姿勢)とグリップの位置を決めたら


ボールとの距離を微調整し






ヘッドを座らせてからグリップ。







フェースの向きは神経質にいじらない。





ヘッドをそっと座らせてやれば


芝の上ならフェースは真っ直ぐになるから。







目標をチェックし


高さをイメージし


振り抜く方向を再確認したら





軽く深呼吸しながら


リラックスのために軽くワッグルして





身体の動きを止めないようにしてリズムを刻み








静止したら始動。


静止はテークバックの合図。







構え終わったらできるだけすぐ打ちたい。






アドレスの時間の長さは


ミスの確率に比例する。









私だけの理論なので





他所で


さも知ったかぶって自慢しないでね。





赤っ恥をかきますよ(笑













できれば素振りをしたいが


なんせ素振りすらままならない体だ。





18ホール完走するためにも


そこでリスクは負えない。









そんなひとつひとつの思考や手順は



いちいち考えてやるものではない。








脳と五感と身体が勝手にやるようになれば







それがルーティン。












考えずに



脳が勝手にどんどん手順通りに進める。







私にとって



それがスムーズにできるかどうかが








集中しているかどうかの目安。










ショットの集中は

スムーズなルーティンから生まれる。







いいリズムは



無意識の意識が作り出す。









ミスをしないための大事な大事な手順。










シンプルなゴルフとは





いつでもどこでも


そんな風に”流れるような入り方”をすることだと思う。








メンタルは


そんな部分でコントロールするもの。






そこをトレーニングしない人が



シングルになれるとは思えない。











振る直前に考えることはひとつだけ。











躊躇せず振り切ること。

















しっかり準備をしたのだから




あとはそれだけでいい。















集中できるプレーとは



そんな部分が大半を占める私です。















前置きはこれくらいにして(笑





ここからが本題で(笑













もちろん

そんなことはコースでいきなり


やろうとしてできるものではない。








練習場から






同じように



コツコツとコツコツと






何年もかけて繰り返し繰り返しやり続けることで



コースでできるようになる。






邪念が入りやすいコースで



集中できるためのトレーニングだ。












練習でやらないことは


コースでやれるわけがない。






バカスカバカスカ


いい球打とう


いい球打とうとしている






あなたと私は大きく違う。








メンタルのトレーニングは


練習場ではできないが






コースで集中するための準備をすることは


練習でもできる。







シンプルなゴルフをするために


コースで集中できるようになるために








トレーニングする場所が練習場だ。











なんとか理論に必死なあなたが


練習場で費やしている時間








私は



同じ時間をまったく違う所に使っている。










あなたが







当たって喜んでいる間


ミスして焦っている間










私はまったく違うことに取り組んでいる。




同じ事を何度も何度も繰り返しながら。














あなたと私の










集中力の差は






スコアの差は













そこだけだと思う。