「練習で集中できない奴が


コースで集中できるわけがない」







ジュニア時代に叩き込まれた思考。








練習場でいい球が打てなくて落ち込む人は


練習場でナイスショットを欲しがっている人は









残念ながら



強いメンタルは根付かないだろう。











コースに出る直前の


ドライビングレンジでの結果に






一喜一憂している人も同じ。










可哀想だが






そこが変わらない限り


今までかけた大金や膨大な時間はすべて無駄なもの。












練習場での集中って何だろう?









1、練習場へ行くことにわくわくしないこと。


2、練習場に行く目的を事前にチェックすること。


3、練習場でナイスショットを打とうとしないこと。


4、練習場で一喜一憂しないこと。








練習場は



上達する場所じゃない。


メンタルを強くするためにあるのではない。








練習場は




上達するために練習する場所。












練習して安心している人が


アベレージゴルファー。





練習することで安心したがる人が


アベレージゴルファー。





自分に合った道具を揃えて安心している人が


アベレージゴルファー。





距離計測器を購入して安心している人が


アベレージゴルファー。





サイモンメモを作ることで安心している人が


アベレージゴルファー。














何を言いたいのか気付けたかな?







すべては



弱いメンタルを補おうとしているだけの行動。








それらは努力とは呼ばない。








ただのビビりだ(笑














スコアには繋がらない努力を何年も何十年も必死で繰り返す。





コースでいいスコアを出すための





準備に必死で




努力は置き去り。









大事な課題や目的はいつも置き去りのまま。











いい球を打つ練習は



大事な課題を忘れる練習。









道具に頼り



練習時間に頼り



ラウンド数に頼る。








結局



自分を変える努力は一切していない。










練習で出る球をコースで打てたら誰も苦労はしない。







練習で出る球なんて何の根拠にもならないし




練習中の能力の


1/5をコースで発揮できたらシングルだ。








練習でいい球を打てるようになれば


上手くなれると思い違いしている限り






練習で美しいスイングを作れば


上達できると信じている限り






いい道具を揃えれば


ミスをしないと信じている限り











練習で出るミスに怯えている限り











強いメンタルはどんどん遠のくだろう。


















なぜなら







コースでのミスはその何倍も怖いものだから。



コースで出てしまったミスはもっと受け入れられないだろうから。











練習場でそのレベルでは


競技に出るなんてそれこそ10年早い。









集中力とは



ミスに怯えない力。







集中力とは



ミスを恐れない力。









集中できないアベレージは皆おなじ。





何のために練習をしているのか


いつまでも誤解している人達だ。








練習で


飛ばない当たらないと嘆いている人が


練習の目的を持てるはずがない。







当たらないから


飛ばないから





練習しているはずなのにね。










当たる自分を


飛ぶ自分を





実力とは関係なく


いつでもどこでも描いているから






練習でもコースでもいつもミスを恐れ




ミスに落胆する。








集中は切れ


集中は吹き飛び







焦りに変わり







ゴルフは辛いものになる。










ゴルフはメンタルだと本気で思うなら








道具を捨て


いい球を捨て


理論武装を脱ぎ捨てて








もう一度初心者に戻って







基礎を見直すことに


一打一打に集中することに取り組もう。




明確な課題を持ち


その課題をクリアするための練習に取り組むことだ。









練習でやるべきこととは何か




コースでやるべきことは何か









一度整理して


整理したことはちゃんと覚えよう。









記憶しよう。








整理できたことを


二度と忘れないように。











PDCAは



そのためにあるのだから。











コースで集中できるようになるためには




まずは練習で集中するトレーニングをしよう。











ノートを作るといい。


ゴルフノートを。








あなたはすぐ


忘れてしまうのだから。





大事な大事なことから。










記憶できないなら




記録すればいい。










ノートを開いた瞬間にあなたは集中できる。






できない自分に嘆くことは減る。


当たらないことに凹むことは減る。






できない自分が


下手な自分が








そこにはいつも書かれているはずだから。








迷ったらノートを開こう。



そこに間違いは書いていないはずだから。













練習で集中を切らす奴が


コースで集中を持続できるわけがない。







古い教えだけど


100年後も決して色あせない教えだと思っている。













いい球を打つためのノートではなく





大事なことを忘れてしまいがちな


あなたの怠慢を補うためのノートとして。










それだけで



集中とは何かをきっと学べるから。









練習とは何か



コースへ出る意味とは何か








知らないあなたじゃないはずだから。










最新の理論や


最新の道具は一度捨てて








初心に立ち返ろう。







それらを武装している間は


あなたは何も変わらないから。








倉庫で埃を被っているクラブを使って


無心に努力したあの頃を思い出しながら











いつしか



弱い自分に変わってしまったことに気付こう。










曲がらないドライバーがないとコースに出れなくなってしまった



理論を自慢していないと不安に襲われてしまう自分に









早く気付こう。












ドライバーだのシャフトだの



理論だのと言わなかった










そんなものがなくても



ちゃんと上達できたあの頃を









あの頃の自分を取り戻そう。











ゴルフはメンタルなんでしょ?










だったら





道具や理論に依存している



距離計測器やサイモンメモを持つことで安堵している



練習場で球を打つことで不安を解消している











弱過ぎるそのメンタルを



















まずは変えよう。