随分多くの方々に


ご心配をおかけしてしまいました。











もう何度目だろうか?(笑









またやっちまうかと思いますが


こんな身体なんでどうかお許しくださいね。










いつもありがとうございます。





皆様の優しさがあるからこうして



頑張って続けられます。













鍛練研修会で


スロープレーが問題となってから




それぞれが自問自答しながら


何が大事で何が必要かを考えてくれています。





グルっぽの掲示板では


自分に足りないものを補おうと一生懸命なスレッドも見受けられ





管理者としてはありがたい限り。








一般論でも部外者的視点でも理屈でもない








より現実的な解決策をそれぞれが考え


コースで実践して


改善する努力をしてくれることでしょう。
















今回は



上級者に限定した視点で書いてみようと思います。











どこからが上級者か?



それはあなたが決めて下さい。












知らない者同士が4人1組となってプレーするゴルフ。





仲間内のわいわいゴルフでは心配することがないプレーの進行に対する配慮も


お互いを知らないとなかなかコミュニケーションがとりづらい。





4人もいれば



ひとりはプレーが極端に遅いということも当然ありうるし


ひとりは力量的にどうしても時間がかかるのも普通の事。








この人はあの人を入れて面倒を見てもらおうとか(笑


この人うざいからあいつと一緒にしちゃえ~とか(笑








コンペの幹事が頭を抱える部分だ(笑









アベレージゴルファーは知らないと思いますが


小さいコンペでも裏のやり取りがあるんですよ。







あなたの知らないところで。







ネックにならないで下さいね。


あなたの人格やプレーぶりが。













マイペースで


プレーの遅いメンバーに囲まれてしまった上級者は本当に大変。







自分のプレーを犠牲にしてまで進行に配慮した経験がある





という人も


きっと多いことでしょう。







初対面の人に


進行を早くするよう促すこともなかなか難しい。






相手が年上であれば尚更。









力量が明らかに劣る人なら


まだ言えることも







そこそこ腕に自信がある感じの


中級者で自己主張の強いスロープレーヤーなどは






一番やっかいだ。








鍛練研修会では


プレー後に必ずミーティングを実施してもらうので




そこで解決できることはたくさんあるし




帰宅後もブログやグルっぽの掲示板を利用して


再度確認する作業もできますが









普通はそうはいかない。



一期一会。











以前から私は


マナーについての持論をここで書いてきました。







マナーは


他人がとやかく言うことではない。




マナーは


他人が自己主張を押し付けるものではない。






マナーにはそれぞれの考えがあり


それぞれの常識の誤差がある。






プレ4の使用に対する考え方ひとつ挙げても


あれだけ人によって差があります。








プレー中のマナーともなると十人十色。




進行に対する考え方だって人それぞれです。







せかせかプレーすることを嫌う人は


前が離れようと後から突かれようと急ぐことは絶対にしない。




逆に遅れを必要以上に恐れるせっかちは


人にもせっかちプレーを強要したくなる。







渋滞でイライラして同乗者に当り散らす人間もいれば


渋滞することを想定してのんびり構える人


渋滞を避けるために周到な準備をする人







車の運転だってゴルフと同じです。






イライラしちゃう奴にイライラするなと言っても無駄だし(笑









マナーとは人間の本質。






自分が可愛いか




人に迷惑をかけないことが先か






ゴルフに対する考え方を知るだけで


その人となりがよくわかります。








彼氏・彼女や



結婚相手を見極めるには







ゴルフが一番です(笑










普段


可愛い顔してニコニコしているアノ子が




鬼の形相でカリカリしていますから(笑









アナタが惚れた


紳士ぶった上級者ですら





ゴルフでは本性を丸出しにしますから。





教え魔


上から目線


押し付け


一方的


短気






ボロボロ出してくる(笑











そんな本性は







他人が変えられるものじゃない。



触れるべきものでもない。







私はそう思っています。










マナーは人それぞれ。


進行に対する考え方も人それぞれ。





「何で金を払って遊びに来ているのに


せかせか慌ててゴルフしなきゃならねーんだよっ!」







そういう考えの人もたくさん居るのが現実。







その考えを侵害する権利は誰にもありません。



正論といえば正論。








ルールブックを持ち出して


スムーズな進行はゴルフの基本だと演説ぶっても





そんな理屈は通用しませんし





それを他人に守らせることなど不可能なこと。








自分が守るべきことであって



他人にそれを押し付けてはいけない。










上級者がやるべきことは


正論を押し付けることではない。








パーティの中で


自分が力量的に勝っていると感じた時は






・率先してカートを運転、移動をすること


・それを自分ができない時はちゃんと人に声をかけて任せること


・人のプレーを見ること


・人の球の行方を最後まで見届けること


・一緒にボールを探す努力をすること









最低でも


これくらいのことはやって欲しいと思っています。









俺は私は



キャディじゃない。








これを読んで


そう思う人はそれでいい。










私は頼んでいるだけで





押し付けるつもりは毛頭ない(笑











ゴルフのマナーは力量で差があります。








できる範囲のことをやればいい。













それらのことは


やりたくても物理的にできない人が多いから







そこは






上級者の義務として責任を持って欲しい部分です。










他人に早くプレーさせることが


上級者の義務ではありません。






自分より時間がかかってしまう人達の分を





自分にできる範囲で


少しだけ埋める努力をすること。








上級者は皆





自分が上達する過程で


必ず誰かにそこを埋めてもらってきています。






その方々へのご恩は


そうやってお返しをして欲しい。








あなたが上級者になる過程で






あなたは








多くのものを


多くの人達の






自己犠牲という精神の中から得ています。








そのお陰であなたは



上級者に育ったのです。








自分ひとりの力で


ここまで来たと思ったら大間違い。











プライベートゴルフだからどうだとか



コンペだからこうだとか



競技だからこうすべきだとか









そんな小さなゴルファーにはならないで欲しい。










いつ



誰と



どこでゴルフをしようと









いつも同じスタンスで居てほしい。













自分のことばかりじゃなく





そうやって視野と心の幅を広げることは











必ずあなたを




人として大きく成長させ








ゴルファーとしての質をも高めることでしょう。











高速で大渋滞して


イライラしている運転者に







「しょうがないでしょ!そんなにイライラしないで!!」と言ってしまう







哀れな愚か者ではなく











運転を変わってあげられる人になって欲しい。



そっと飲み物を渡す人であって欲しい。



ガムや飴をこっそり用意してあげられる思いやりを持って欲しい。










気遣いや思いやりって



そういう部分に出るものだから。











マナーって



そういう部分だと思うから。















上級者の義務は










そんな小さな自己犠牲の精神を



少しずつアベレージゴルファーに見せることだと











私は思います。













アベレージゴルファーに



「あんなゴルファーになりたい」と思わせることだと












私は思っています。