以前



かずちさんのレッスンでお伝えしたことを記事にした






「座らせてあげて下さい」









なかなか


できない事なんだと実感した先日のレッスン。







座らせてグリップしているのにもかかわらず




モジモジと握りなおしている間に




徐々にフェースが被る。












気持ち悪いんだろうな。





ずーっと被せて構えてきたから


正しくセットするとかなり開いているように見えてしまう。





スライスしてしまいそうなイメージになり


どうしてもそれが嫌で被せてしまう。







何度セットさせても


握りなおしている間に






被る。







ずっとそうやってゴルフをしてきたから



なかなか直せない。









フェースを被せて構え



インパクトで更にフェースを無理やり返そうとする。










スライサーの典型。












思い切ってフェースを開いて構えてみましょう










セットアップさせて














やっとスクエアだ。




ゴルフ ~修羅の道~




スライスしそうで怖いだろうけど





残念ながら


これがスクエアだ(笑










被せて構えた時点で




10.5度のロフトは


あっさり7度ぐらいになっちまう。




H/S 40 に満たないパワーでは


どうにもならないインパクトロフトだ。








上がらない。




飛ばない。





どスライス。




どチーピン。








ドライバーが被る人は必ずFWもUTも被る。





当然それらも上がらなかったり飛ばなかったり






上がったかと思えば


どスライスだ。




ヘッドから下ろし


身体が止まったまま手首を返せば





どチーピンだ。











右を向く癖。



フェースを被せる癖。



インパクトでフェースを返そうとする癖。









スライスやチーピンに苦しむ


アベレージが抜け出せない三大悪癖。









もちろん本人はそんなつもりは毛頭ない。




意識と現実の誤差に気付けないから


ずーーーーっと変えられないでいる。







自分はできている。


自分はそんなことするはずない。





その思い込みが


上達を大きく妨げる要因。










フェースは被せず


フェースは返さないこと。







アプローチもドライバーも同じだ。








思い切ってフェースを開いて


フェースを返さず打ってみよう。






思い切ってスライスを打ってみよう。







自分で計算して


自分で狙って




あそこから


あそこまで




スライスさせてみよう。









オープンスタンスで


フェースを開いて


フェースを返さないで







ドライバーを打ってみよう。








そういうトレーニングを数百発も繰り返せば


きっと何かに気付けるから。










手首のライ角が維持できれば



それでもちゃんと捕まるから。










なかなか落ちてこない



美しい球が







あなたにも打てるから。









インパクトで手首をこねることを


フェースローテーションだと勘違いしているアベレージはごまんと居る。






それは


アプローチを見ればすぐわかる。





ドライバーでこねている人は


わずか50yでも同じようにこねている。









準備の段階で間違っていたら


正しい結果が出ても





それはまぐれ。





それでたまたま


真っ直ぐ飛んでしまう時があるから





始末が悪い。








いつでも大怪我になる




怖いまぐれだ。










尚更そこに気付けない。










気持ち悪くても



スライスしそうで怖くても







被せないよう



こねないよう








がんばれ!!














練習場でいい球を打ちたがる奴に




上手い奴はいない。









練習場は


いい球を打つ場所ではない。







試行錯誤を重ねるための



悪癖を撲滅させるための



大事な大事なトレーニング場。











何度も何度も失敗できる



大事な大事な修行の場。












今日の


練習場でのまぐれは






明日の


コースでのOBであること






















記録。