打ったら
前へ。
打ったら
前へ。
身体のバランスを維持する大事な基礎であり
ダウンブローの初歩。
背中に体重がかかる癖のある初心者やアベレージは
前のめりに体重を乗せる
という
スポーツ全般に必要な感覚がわからない限り
どんなにダウンヒルを意識してもそれは叶わない。
野球やテニスを本格的にやった人なら簡単に理解できるだろう。
打ったら前へ。
強くしっかりした球を打ち出すための大事な基礎だ。
腕を振る力だけに頼るのではなく
体重をボールに乗せる感覚。
よろけるくらい大げさに
打ったら前へ。
拇指球に乗せなさいと指導しても
そんなの無理。
できっこない。
殆どのアベレージは
背中側に重心をかけて振っているし
そこまで本気で
それを直そうとしている人は見かけない。
大事なことなのに。
一生
かち上げスイングのままだ。
打ったら
前へ。
知らない感覚を伝えるには
この言葉が一番シンプルでわかりやすい。
ダウンブローを本気でマスターしたいなら
その感覚を養うことが最優先。
トップの位置だの
シャフトクロスだの
軌道だの言っている間は
見た目ばかり繕いたがっている間は
何も変わらない。
上から打ち込むことばかり
ダウンヒルでを意識することだけ頑張っても
いつも背中側でゴルフをしているあなたに意味はない。
専門家の
正しい指導が不可欠だ。
打ったら前へ。
その感覚を体感することが先。
体重移動なんて
その感覚だけ。
左に乗せることが体重移動じゃない。
フィニッシュで左に乗ればいいってもんじゃない。
正しくは
左前だ。
拇指球に体重を乗せるということは
そういう意味。
左でいつも
背中側でいつも振ろうとしているアベレージにはできない動き。
左でさばいているうちは
拇指球に体重は乗らない。
目標に背中を向けたまま打ち
打ったら前へ。
それでようやく
身体の動きもスイング軌道も
スクエアだ。
これくらい極端にイメージを変えないと
意識と現実の間にいつもある
大きな大きな誤差は埋められない。
プロのような
ボールの先のターフを取りたいなら
打ったら前へ。
野球もテニスもバドミントンも
バレーボールもバスケもサッカーも
ボーリングもダーツもビリヤードだって
後ろにのけ反っているうちは
強く真っ直ぐな軌道は描けない。
球技に共通する基礎は
ゴルフの基礎だ。
よろけてもいいから
よろけるくらいでいいから
左足のつま先だけで立つくらいの意識で
打ったら前へ。
それができなきゃ
左には振れないこと
へたくそな私のためだけに
記録。