これだけのアップヒルでも

超一流のプロは決して傾斜なりに振らない。




オープンに構えてはいるが

ヘッドが抜けないくらい上から入れているのがよくわかる。







右脇を締めれば


手打ちが解消されると思ったら大きな間違い。









右脇は

どれだけ締めても手打ちは手打ち。








いくら脇を締めても




テークバックでせっかくたたんだ右ひじが

ダウンスイングで早く伸びてしまったら

体は使えないし溜めは作れない。








ヘッドから下ろしてしまったら右脇の締めも意味をなさなくなる。








素振りから



右脇を身体から離さず

ダウンスイングで右ひじを伸ばさず

手首のコックをほどかず



ヘッドを落とす意識なのがよく伝わる。










右脇の締まり≠手打ち解消









ヘッドから下ろさないこと


手首をほどかないこと


右肘を伸ばさないこと


ダウンスイングで右手を被せないこと(右手を開く)








右脇を締める意味はそこにある。





右脇を締めれば他が変わるのではない。









たった30yのアプローチでも

藍ちゃんのようにしっかり素振りをして








何度も何度も確かめてから打つこと。







超一流ですら

素振りでそれを何度もチェックしてから打つのだ。











あなたは


素振りすらしないで課題を再現できる腕か?










素振りの価値を知らないから


いつまでも90、100叩くんだよ。











練習でも

コースでも







素振りの通りに打つこと。









スイング作りの

初歩の初歩。












何年も

何十年もかけて染み込ませてしまった




右ひじをすぐ伸ばしてしまう悪い癖は

右手を被せて下ろす悪い癖は




その結果

ダウンスイングで右脇が身体から離れる悪い癖は






とても独学では直せない。














考え過ぎるくらい考え



何度も失敗し






繰り返し繰り返し



ただひたすら










できるようになるまでやる。











何ヶ月かかろうと。


何年かかろうと。












右脇を締めれば上手くなるんじゃない。


上手くなれば右脇は自然と締まるだけ。








右脇ありきではなく


グローブやタオルを挟むだけでいい。






ただそれだけでいい。









大事なことは



ダウンスイングで右腕を早く伸ばさないこと。

トップで作ったコックをインパクトまでほどかないこと。






意識すべきはそっちだ。









コックをほどかず

両脇を締めた窮屈な姿勢のまま



「こんなんじゃ振れない!」

と感じるくらい窮屈なまま



身体の回転だけで球を運ぶこと。










それくらい振れなくすれば






手打ちはできないから。






身体を使うしかないから。










わずか30yで右ひじが伸びてしまうようでは

たった30yで手首がほどけてしまうようでは





身体の回転に手が追いつかず


右脇は身体から離れる。







逆に




たとえ右脇が締まっていても

手で下ろしてしまったら全部パーだ。










どんなライでも傾斜でも常にダウンヒルの意識で


”アドレスで作ったインパクトの形”のまま





肩の回転だけで振ること。














手打ち矯正は本当に時間がかかる。






ゴルフ歴が長ければ長いほど


長くかかる。








それは間違いない現実だから











君にできる


すべてのことをやれ。











道具を替えたりいじったりせず


理論や理屈に翻弄されず










そんなことをやるんじゃなく











人の何倍も考え


人の何倍も努力し


人の何倍も失敗すること。















独学とはそういうもの。













人から教わることができない


へたくそなくせに意固地な奴にできることは













それだけだ。