「しっくりきました！」
「しっくりこない・・・」
レッスンやアドバイスで
多い反応。
アベレージは
”しっくりくる”ことを受け入れたがり
”しっくりこない”ことを嫌う。
アベレージにしっくりくるようなことは
つまり
アベレージレベルのレッスンであり
アベレージのスコアにしかならないアドバイスだということ。
あなたがやるべきことは
しっくりくることばかりを
受け入れることじゃないはず。
違和感がぬぐえないことこそが
しっくりこない部分こそが
あなたに足りないものでは？
自分が受け入れられないものを
すべて排除してきたから
あなたは今、アベレージなのだ。
しっくりこないことこそ
あなたに必要なものであり
窮屈で
やりにくいことこそが
あなたに足りないことであり
その違和感を薄めることが
努力であり
継続であり
改造であり
自己改革だということを覚えておくといい。
楽して成長できることなどない。
楽しく気持ちよく上手くなれることなどない。
自分の子供が
もしプロスポーツ選手を目指していたら
いい大学に入るための勉強をスタートさせたら
本当にそんなアドバイスをするのか？
アベレージが納得するようなレッスンやアドバイスは
ただのアベレージ製造レッスンでしかない。
あなたが受け入れられないものを
あなたがしっくりこないものを
あなたが今できないことを
誰もが口を揃えて言っていることを
優先順位をしっかりとつけて
ひとつずつ時間をかけて
克服しなさい。
その違和感がある間は
アベレージである証なのだから。
いい球を打つことばかり必死になってきた人には
何の未来もない。
当たって飛ぶことを快感に覚えていいのは
昨日今日
クラブを握ったばかりの
初心者だけだ。
いつまでもいつまでも
初心者気分が抜けないから
何年も成長しないのだ。
まったく当たらない。
全然気持ちよくない。
それでも我慢して課題を続けることを
努力と呼ぶ。
目からうろこの
言葉や教えばかりに心を奪われていないで
いい球を打つことに
いつまでも快感を覚えていないで
地味で
耳にタコができるくらい聞きなれてしまった
しっくりこないアドバイスを
真摯に受け止めることから始めなさい。
あなたが納得できるアドバイスでは
あなたが簡単に理解できるアドバイスでは
あなたにしっくりくる内容では
あなたは何も変わらない。