ここ数ラウンドは雪解けと降雨の影響で


ほぼ全面カジュアルのようなコンディション。






グリーン周りのくぼみは100%ぬかるんでいる。






低い方に水が流れるのは


誰もが知る物理。






その物理は残念なことにボールにも当てはまる(笑







つまり




ボールが止まりやすい場所は



水も溜まりやすい場所でもあるのだ。







フルショットで多少ダフって


ショートしても




アマチュアゴルファーのレベルならそれは


想定の範囲内だろう。





ぬかるんでなくても


それくらいのミスは普通にやるから(笑









しかしそれが




グリーン周りの簡単なアプローチだったら?






自分を過大評価しているアベレージゴルファーは


相当大きなダメージだろう(笑







綺麗に入れることばかり神経を使うと


ボールばかりを見るようになってしまうので







前回書いたように距離感が全然出ない。








パットと同様


アプローチの距離感がダメダメな人の多くは







下ばかり見ている人。







上手く入れようとすることだけに意識が集中してしまい




もっと大事な距離感を出すための


「落とし所」を狙うというゴルフ本来の大事なことを疎かにし







結果


ガチガチになり





リズムも失い





後ろを大きく上げてしまい


インパクトが緩み






チャックリ。








たまたま



せっかく上手く打てても







下ばっかり見ているから



距離感が合わず







寄らない。













ただでさえ難しいライ。





上手く打つことに必死になって


上手く打っても結果寄らないんじゃ






アホらしい(笑





無駄な努力だ。










ロフトのあるSWで


バウンスの利かない状況で




普段通り


上げて寄せるなんて








男をまんまと騙す


魔法のブラのような道具はゴルフにはない(笑









自らゴルフを難しくするとは



そういうことだ。








そんな高等な技術もない



へたくそな私は







こんなことが精一杯。








ブレイドショット PW






ゆるゆるにぬかるんでいる時や




逆に芝の薄いカチカチに乾いたライや


ベアグラウンドなどから多用する






へたくそ向けの簡単なアプローチ(笑






ダフらず綺麗に打つことはとても難しいが


ブレイド(トップ)させるのはあなたも得意でしょ?(笑






トップしたらオーバーする?








とんでもない。









手打ちで


手首を使いすぎて






ダウンスイングで力むからトップしたら大オーバーするんですよ。








パターのように


ショルダーストロークだけでトップさせてごらんなさい。





パターで打つ距離感と何も変わらないから。











パターのフェースは平面だけど



コンタクトされる側のボールは








球面。








当たる面積は





平面のパターも


PWのブレイド(刃)でも大差ないから。








トップ≠大オーバー







私だけの公式。










どうしても高さとキャリーが必要な時は


止むを得ずSWのフェースに乗せるようにして





球の勢いを殺すように





同じようにパター打ちをするが









そんな状況はそうそうない。








8割は


PWのブレイドショットで用が足りる。







アドレスではソールを浮かせて


あとはパターでロングパットを打つように







肩で振るだけ。







持っているクラブが


パターかPWかの違いだけ。






ダフらず打つことはとても難しいが


最初からトップさせることは何倍も優しいし






それならあなたも得意でしょ?(笑








優しいからプレッシャーもない。





若干フェースに乗っても


PWなら大きくショートすることはないし






ゴロゴロのトップでも


パター打ちなら大オーバーすることもなく






何の問題もなくピンに寄ってくれる。









「アプローチのパター打ち」なんて表現すると





アプローチが下手くそな人の


お助け技のようなイメージになるが(笑






「ブレイドショット」と表現すれば


ノックダウンショットやスティンガーショットのようだ(笑






ただし






私が勝手に命名した造語ですので


あまり自慢げにブログや他人に使わないように(笑







知ったかぶると


赤っ恥をかきますよw









パター打ちは


なにも下手用の打ち方じゃない。







プロでも




グリーンエッジとラフの境目に止まり


パターでは芝を挟んでしまいそうな難しいライや




全英やマスターズなどのような


転がしが必須なコースやホールでは





リーディングエッジでブレイドさせて転がす。







ハイブリッドやFWを使ってアプローチするのと同じ。


ゴルフを優しくする基礎技術のひとつ。








なにも特別な技じゃない。








私のラウンドレッスンでは欠かせない


大事な引き出しのひとつでもある。












パターが使えるなら極力パターで。






ラフや傾斜


エッジまでの距離がそれを許さない状況では





ブレイドショットを使う。






それも難しいなら


25°のハイブリッドやFWの出番だ。





ぬかるんでいたり


カチカチに硬いライでのアプローチは





そんなジャッジ。









AW


SWは最後の手段。








なぜなら



それが





一番難易度の高いジャッジだから。












「難しい状況こそ簡単にさっさと打つ」







元々結果を出すことが難しい状況なんだから







結果など求めず




欲しがらず








上手く打つことに神経を使うのではなく







もっと大事な





距離感をしっかり出すことだけに尽力し







振り子のように


メトロノームのように






簡単に振るだけでいい。








乗ればOKぐらいの軽い気持ちで片付けちゃおう。








そんな気楽さが実は



ナイスアプローチの土台だったりするから。











練習量もラウンド数も圧倒的に少ない





へたくそな私は





そんなアバウトなプレーで





てきとーにゴルフを楽しむ方が性に合っている(笑











練習は淡々とトレーニングを重ね





本番(コース)では


練習でトレーニングした





うろ覚えの技術を試すワクワク感とチャレンジを







気楽に楽しむ。








私だけの考え方であり





それが私にとってコースでゴルフを楽しむ手段であり









へたくそでメンタルも弱い私が



結果を出すための手段でもある。












大した腕もないくせに







練習でいい球が打てず嘆き


コースでいいスコアにならず






難しいことをやろうとしていることで


己を過大評価し過ぎていることで









結果が出ないことに一丁前に落ち込み









凹み








練習することもつまらなくなり






ブログもまともに書けなくなるあなたとは












根本的に


ゴルフに対する向き合い方が全然違う













私です(笑