正面からのチェックで



私が最重要視しているのは








真っ直ぐ立てているか






ということ。








アベレージゴルファーの多くは




上半身が目標側



つまり左に寄っている。






レンジではもちろん




特にコースでのラウンドレッスンで


95%以上の人に注意する部分だ。






頭も重心も



スタンス(足の幅)の中央に対して左に寄って構えている。






その理由はひとつだけ。







グリップを握る際




左手が手前(グリップエンド側)で


右手が奥(ヘッド側)と




本来


同じ長さの両腕を




握りひとつ分もずらして握るから。






長く握る右腕の方が肘が伸びやすい。



つい伸ばそうとしてしまう。




左手より遠くを握らないといけないからだ。







左腕よりも右腕を伸ばせば


自然と上体は中央より左にずれ




自然と左肩が開く。





それが普通なのだ。





そうなってしまうように


握り、構えなければならないのがゴルフなのだ。








左が開けば当然


右肩が下がる。





そんな構えをしてしまうと


必然的にインパクトで開く。





どスライスやチーピンの元凶でもあり


シャンクの原因でもある。






すでに構えで


ミスを出易くしているから





ミスが出る。







グリップで



手の位置を前後にずらすから





左に寄り


左が開いてしまうのだ。













両手を重ねて握らせれば


真っ直ぐ立つことは簡単。









ゴルフの難しい部分のひとつ。








パッティングで


プロがクロウグリップにする人が多いのは





それを防ぐためだ。







真っ直ぐ構えることは



あなたが考えているほど簡単じゃない。












このブログで


何度も紹介してきた




左足より左にボールをセットして


球を打たせるという





10年以上前から指導で使ってきた私だけのオリジナルドリルは





そんな「左でさばく」ゴルフをしている方々に


あらゆる角度から成果を生み出してきた





私だけの大事な基礎だけど





「左寄りポスチャー」を矯正するための大事な基礎にも繋がる。





アドレスではもちろん


インパクトでそれを防ぐことこそが本来の目的。





どうしても右肩が下がる癖がある人や


下から煽り打ちする癖が抜けない人


上から極端に入れてしまう癖のある人には






あえてアドレスから左足体重にしてもらい


ボールも左足前にセットしてもらう。





左足、左肩、左サイドを軸として


回転運動を覚えてもらうことを課している。




軸の意識を


無意識に作ってもらう為であり



左肩を開かずに


右肩を高い位置のままインパクトしてもらう為。







同時に


必ず意識してもらうことが







入射角。







入射角の不安定=スコアの不安定






私の揺るがない公式のひとつ。





左足一本のアプローチも同じ。


左肩を開けなくするための手段のひとつ。






大げさに


「極端に左足の前に球を置いて打つ」という特殊な作業には





絶対に欠かせない大事なもの。







左足左にセットする上で


欠かしてはならない大事な意識。






入射角を安定させ


左サイドを開かず構え、インパクトすることが






大事な感覚だ。






入射角の意識と


左足左の練習は常にワンセット。





なかなか伝わらない


難しい部分でもあるからこそ





大げさに


極端にすることで





少しずつ少しずつ意識を変えることが必要。






左に置いて打てばいいという


そんな単純なものでもないし




かなり体に負担のかかる打ち方なので


にわか仕込みだけは絶対に避けて欲しい。








柔軟性も筋力もない中・高齢者が


正しい指導も受けずにやったら大怪我の元。







日頃のストレッチトレーニングと





背骨の前傾軸に対して


肩を平行に回すという大事なスイングの基礎がない人がやったら






首や肩、腰を痛める。








「目標に背中を向けたまま打つ」




という



アベレージゴルファーにとっては意味不明な感覚は






そんなセットアップと


入射角を一定にすることを意識して練習を重ね





コースでプレーを重ねることで








ほんの少しずつ矯正されるもの。










それくらいやらないと





変わらないし



変われない。








たかだか


真っ直ぐ立つことすら







アベレージゴルファーには高い壁。








右でさばくには



そんな部分からちょっとずつイメージ変革をすること。






数ヶ月


数年かけて





矯正が終わったら







普通にまっすぐ立ってみて



また確認。








ゴルフ ~修羅の道~




体の中心より


頭は中央~やや右にセットされ





上半身が


下半身の中央に対して左方向(目標側)に寄っていないかどうか




ズレていないかどうかを常に確認する。







左肩が上がってないか



右ひじが突っ張ってないか



右肩が下がってないか






常にセルフチェックすること。










常に確認していないと




長年培ってしまった悪癖は


たかだか数ヶ月や数年程度では決して決別はできない。








ちょっと油断するとすぐまた



元の



「左寄りの左開きポスチャー」に戻ってしまうから。









このブログを始めてから


本当に多くのゴルフブロガーから





指導の依頼が届き


動画でスイングチェックをさせて頂いたが






その殆どの方々に私が指導した部分。







両手でも足りない数の


その方々は







今でもこのブログを見てくれているのかどうかは知らないが(笑








今でもちゃんと


チェックしていますか?











グリップ



ポスチャー



アライメント








このブログでしつこいくらい伝えてきた



ゴルフの三大基礎。











上級者が





簡単に



あっさりとやっているように見えること







こそ














アベレージにとっては難題であるのがゴルフの常。












いい球ばかり打とうとしても



絶対に上達しないのは








そんな大事な部分を


一切無視して練習をしているから。














下手を固める




とは













そういうことだ。















雨よ。





どうか









積もった雪を流しておくれ。











日曜日には流れて消えてくれるかな。










大事なデートだから




よろしくね。