5月いっぱいの予定でしたが




都合により

昨日更新ができませんでしたので



本日、あとふたつの記事を書き上げますね。





コメントへのお返事は


ブログを書き終えた後にゆっくり書かせて頂きます。




なにせ


私のブログは




記事よりお返事の方がパワーを要するので(笑







先日の日曜日は台風接近中の中


ラウンドレッスンを決行しました。




以前から決まっていた予定ではなく


雨を承知でラウンドしたいと自ら志願されました。





雨でキャンセルする人は山ほどいるけど


台風接近を承知で直前にラウンドしたいと思う人は



殆どいない。




このブログを読まれている方々の多くは


雨でキャンセルするような



やわなゴルファーではないでしょうが(笑





楽しくゴルフをしたいから


わざわざ雨の中やる必要がない。



いいスコアが出ない雨の中


わざわざお金を使う必要はない。




そんな考えで


上達を望むこと自体に無理がある。




楽しむための条件をつけたり


いいプレーをするためには条件が必要だったりと



自ら

上達に必要な


絶対条件に背を向けて上手くなれるわけがない。






雨風凌げる練習場だけで上達するような


そんな生易しいスポーツではないことを



学べない人は本当に可哀想でなりません。






確かに日曜日は一日中雨で


後半は本降りとなり



レインウェアも焼け石に水状態の


ずぶ濡れでしたが(笑






それでも本人は


「本当に楽しかった」と言ってくれました。




そう



「楽しかった」の意味や価値や




重みが





雨だからとキャンセルするような人とは



まったく違います。






重くなったラフ


ぬかるんだ地面


いつもと違う距離感と転がり。




納得のできるショットやスコアは


いつもの半分以下で



当然いいスコアなど出る状況でもない。




それでも


課題に必死で取り組み


最後の一打まで諦めず頑張ったからこそ


自分を褒めてやれる。




楽しかったと心から思える。




次回の雨のラウンドでは


今回以上に集中したプレーもできるのは間違いないし



なにより


雨を好きになれる。





雨の中でもゴルフは楽しいのだと

心から思えた人は



調子が悪くて納得のゴルフができなくなり


ふてくされたり他人に当たり散らしたり


不機嫌になって同伴者に不快な思いをさせるような




人間失格的なゴルファーになることはない。






ゴルフは本当に人格が丸出しになります。



普段どんなに立派なことを言っていても


格好をつけていても



本性が丸裸になります。





メンタルが弱い人は


そんな人。




負け犬の遠吠えゴルファー。




スコアを繕うことがすべてで


ボロボロになった自分を許せず


不機嫌になる。


周りが見えない。


気配りや配慮ができない。





自分の事しか頭にない人かどうかは


一緒にゴルフをやればすぐにわかります(笑





男を見る目を養いたい女性ゴルファーはぜひ


意中の男性がゴルフをしていたら




できるだけ早く誘いましょう。




スコアや飛距離ではなく


あなたへの気配りを見るのではなく




同伴者への気配りや

キャディさんへの態度など



あなた以外の人にどんな態度で接しているかを見て下さい。




その対応こそが


その人の人格であり本性です。




同伴者への気配りすらできない男なら




やめましょう。





後々


あなたに同じ態度になるのは間違いありません(笑






話が反れましたね。


いつものことですがw





いいスコアを出すことだけが楽しみとなってしまった人は


スコアを求めることばかりに執着した人は




いつまでも強くなれない。





アマチュアの誇りは




HDCPでも平均スコアでも


ビッグドライブでもファストプレーでも



ましてや


見た目だけの美しいスイングでも


お洒落なウェアでもない。






ますはマナー。


その次もマナー。




スコアは4の次、5の次でいい。




雨風を嫌がらないメンタルが備われば


スコアは自然についてきます。






いいスコアを出すこと=楽しいゴルフ




という


残念な人の公式では




ただのプレーヤー。


ゴルファーじゃない。




いつもと違う条件になっても


苦しい中のプレーを強いられても



それに惑わされたり苦しめられたりしながらも



自分を見失わず、最後まで諦めず


今、できることをしっかりやること




そして


学ぶべきことをちゃんと学んで


次回以降のゴルフに役立てること




そこに価値と意味と


楽しみを感じられる人しか




強いメンタルは得られません。




辛い時こそ


頑張れるゴルファーであることは




仕事にも人生にもそのまま通用します。




古くからゴルフが接待で使われる理由は


そんな部分にあるのかも知れませんね。



この人と取引するに値するかどうか


その人格や本性は普段なかなか垣間見れませんので。







あなたは


どんなゴルフが楽しいですか?





いいスコアが出ないと


大叩きホールがあると




仏頂面になって


周りに気を使わせるような




そんなゴルファーでいたら





後々


誰もあなたをゴルフに誘ってくれなくなりますよ(笑





大事なのはその日のスコアではなく


そのラウンドで何を学び、次にどう生かすか。




スコアじゃなく


苦しい時も辛い時も



決して同伴者に不快な思いをさせないこと。



それがアマチュアイズムだと


私は思っています。





その強いメンタルは


悪いコンディションでも楽しめる強さに直結します。




雨を嫌がったら


いつまでも雨に追われます。



外でプレーするスポーツに


それはご法度。





弱さの証明です。


コースへ出る前から負けているそのメンタルで



メンタルを強くしたいなど


よく言えたもんだ(笑




雨が嫌なら


上達など初めから望まないこと。




私の指導方針です。




雨ぐらいでキャンセルするような人には教えません。




どんなに頑張って指導しても


上手くなれっこないから。




そんなんじゃ。




ましてやこの時期


雨に降られない方が少ないっちゅーのに(笑




今回のように


雨を承知で志願してくれるような



頑張るゴルファーを



心から応援し続けたい修羅です。










ベスト盤の最後は



このブログの最後は




そんなメンタルについて書かせて頂こうと思っております。










つまり



ここまでの内容はその








予告編です(笑











ゴルフの三大基礎。




私が勝手に名付けている言葉ですので




あたかもそれが


ゴルフ界の常識だと他人に言いふらすと


偉そうに知ったかぶりすると





多分痛い目に遭います(爆





他人の受け売りではなく


自分の土台として使ってもらえたら嬉しい言葉です。







グリップ



ポスチャー



アライメント。








ベテランゴルファーですら




”自分は出来ている”





大きく勘違いしている部分です。






この3つも実は


個人差があります。





ど初心者にとっては


まずはベーシックな三大基礎から取り組んでもらいますが





ある程度経験を積んだアマチュアゴルファーは



すでにそれなりの知識や経験



そして



良くも悪くも



”癖”が強く付いています。






指導者としては


その”癖”を無理やり矯正することを



良しとしてはおりません。





なので



三大基礎は


誰にでも共通する部分は当然ありますが




それだけじゃなく


「私だけの三大基礎」という意味で捉えてもらえればと思っております。






グリップ。



自分の体格やパワー


スイングの安定に役立っている”癖”によって



当然変わってくるものです。




私の場合



初心者の非力な女性には


最初からテンフィンガーで握ってもらい


両腕を入れ変える感覚(アーム・ローテーション)を


初歩の段階から徹底して指導しますし




パワーが勝り


超手打ちで


フックやチーピンに苦しむベテランさんには



思い切ったウィークグリップを試してもらったりします。




初心者のうちから指導できる時は



真っ直ぐ立って、真っ直ぐ構え、ストロンググリップに握り


ベーシックなスイングをいちから指導できますが




5年も10年も


自己流でやってしまったベテランゴルファーに




それを強要することはほぼ不可能です。




そういう人は自信もプライドも高く


まずメンタルが続きません。




残念ながら


人の話を真摯に受け止めようとする気持ちが


半分以上なくなっています。



当然です。



長年自分を信じて努力し続けてきたものを


昨日今日知り合ったばかりの人間に


ああだこうだと言われて



はいそうですかと


あっさり受け入れる人などいません。




グリップひとつ変えさせることすら


私達指導者にとっては至難の業。




悲しいですがこれが現実です。




だからといって


それを指導者が諦めてしまったらおしまいなので(笑




そこからが


指導者の力の差が大きく出ます。




「こいつには何を言っても無駄だ」と諦め


当たり障りのないように優しく指導して


スクールを辞めさせないように繋ぎ止めるか(笑




それでも根気よく


あらゆる角度からアプローチして


「自分は間違っていた」と気付かせる努力を続けられるか




どちらかです。






グリップひとつでも


なかなか直せません。



その場では矯正できても


次のレッスンではすでに元に戻っています。



言われたことを直そうと


努力しなかった証。



ここで厳しく指導できるか


なぁなぁに済ませるかで




その人の上達は大きな違いが出ます。





ウィーク


スクエア


ストロング


テンフィンガー





それぞれ特徴があり


握り方ひとつで弾道や飛距離が変わります。




飛距離が出せる人は安定を



飛ばない人はまず飛距離を



スライスがひどい人は曲を押さえ



フックやチーピンでゴルフにならない人は

ますはスコアメークができるレべりにする。





グリップには


そんなパワーが秘められています。




でも


なかなか変えられません。




わかっていても




俺はこのままじゃないと振れない



とか



私はこう握らないと気持ち悪い



とか




そのせいで上達しないことより


自分の間違った感覚を最優先してしまう。






なかなか上達しないと嘆いているならば




今の握り方が


あなたにとって本当に正しいのかどうか




今一度、見直してみては?






ポスチャー。




姿勢のことです。


スタンスともアドレスとも


セットアップとも違います。




構える姿勢です。




スタンス幅やひざの曲げ具合


つま先の開き具合


腰の張り具合


お尻の出し具合


前傾の角度


腕の出し具合


頭の位置


アゴの引き具合




グリップと同様


初期の頃の自己流が大きな癖となり


なかなか変えられない部分のひとつです。




だから


三大基礎のひとつなのです。



これもグリップと同じで


個人差があります。




どれが絶対だとか


どれが間違いだとかという姿勢はありません。




あなたにとって


再現性が高く安定したショットが打てる姿勢が



ベストなポスチャーです。




身長や体格


筋肉の付き方や年齢


性別や柔軟性といった



個人差が大きく影響する部分でもあります。





プロのように


綺麗な姿勢を保つアドレスはとても再現性が高く


見た目も美しい。




誰もが憧れるでしょう。




もちろん


まずはそこを目指すことです。




ただし


それには条件があることも覚えておいて下さい。




あの美しいポスチャーを


違和感なく


力感なく保つには



それ相応の努力が必要です。



必要最低限の筋力や柔軟性はもとより


視界の感覚やイメージも大切な要素です。




アゴをちょっと引いただけで


今までとはまったく違う景色になります。



平衡感覚もバランスも


そのちょっとで大きく変わります。




あなただけの


正しいポスチャーとは



「重心が下がり安定したスイング軌道が保て


なおかつ、しっかりクラブを振り切れる」



これが答えです。




自分でそれがわからない人


どうすればプロのような姿勢になれるかわからない人は




しかるべき人に教わりましょう。




そこに時間やお金を使うことも


それも立派な努力ですよ。





自分の姿勢すら知らない人は今の時代少ないでしょう。



自分で見て、直さなきゃと思っている人は


間違いなく直さないといけない人です。




直すなら


まずはそこから直しましょう。





正しく振る準備もできないで


上達などできるわけがない。





グリップ同様



違和感を大きく感じる部分です。


変える為には大変な努力とその継続が必要です。


覚悟をして取り組んで下さい。




指導者としてとても苦労する部分のひとつだと


あえて言わせて頂きます。







アライメント。

(目標調整)




狙った方向に真っ直ぐ立てるかどうか


という意味です。








まー



あれだ。







どんだけお前らは自分を過信しているんだ?






ってな部分です(笑







ラウンドレッスンでいつも


皆様のティグラウンドを




反面教師として使わせて頂いております(笑








私のホームで


いつも渋滞するロングホールがあります。




そのホールは


右が高い山の傾斜で




左が谷。




どちらもOBで


ティの先にも谷。





嫌なホールですが(笑





セカンドから打ち下ろしとなり距離も500Y弱なので


普通に飛ばせる人は2オン可能なロングでもあります。






ここのティグラウンドは


最初から右の山に向いていて(笑




ティマークが


そのティグラウンドの右寄りに刺さっている日には




アマチュアの8割ぐらいは


その山の斜面に向かってアライメントしてしまうホールで




左が浅いという心理的なプレッシャーも手伝い



どうしても右に向いてしまいがち。






案の定


右へのOBが多発するホールなので



渋滞します(笑






そういうホールはどのコースにもあります。


「あなたはちゃんと立てますか?」というホールが。




設計者との一騎打ちです。






おかげで



いつもそのホールでは



「あの人を見ていて下さい。どっちに向いているかを。」




と生徒さんに伝えます。






そして更に


こう伝えます。





「あなたもあんなですよ。」と(笑






皆様のおかげで


いいレッスンになっています(爆









「右を向いていますよ」





同伴者に指摘された経験のある人


ここの読者の方々にも多くいらっしゃるでしょう。





真っ直ぐ立てているかどうかは


後方からチェックしている人が常に正しい。




それなのに



自分の感覚が正しいと過信し


とても大切なアドバイスをしてくれた同伴者の言葉は信じないで



結局右へミスをする。





私のレッスンを受けている人ですら


真後ろから見ている私の言葉を信じようとしません。





その傲慢さが


あなたの上達を大きく阻んでいるという





一例です。





なのでラウンドレッスンの時は



構えた時、右に向いていたら


一旦持っているクラブを両足のつま先に合わせて置いてもらい


後方から自分の目で確かめさせています。




ラウンド中、何度も何度も同じ事を指導します。




悲しいことに


私の言葉だけでは信用してもらえないからです。








90~100前後で足踏みしているアマチュアの


9割以上が同じ症状をお持ちです。





過信


慢心


人のアドバイスを真っ向から否定する





そんな傲慢さが垣間見える部分でもあります。






このブログで常に登場している





”自分の感覚と現実の誤差”




この言葉が一番よく似合うものが




この


アライメントと




先日書いた


「真っ直ぐ上げる」の部分です。






それはティグラウンドに限ったことではありません。




右にミスしやすいライほど


右に向く傾向がとても強い。





これは私がラウンドレッスンで得た答えのひとつです。





つまり



つま先下がり



ダウンヒル(左足下がり)。




あっさり


それも極端に右へ向きます。





右へ飛びやすいライなのだから


左へのアドバンテージが必要なケースだというのに




目標より右へ向いてしまいます。







逆に



右へのアドバンテージが必須(引っ掛けやすいライ)の


つま先上がりやアップヒル(左足上がり)のライでは




右に向けていません。




左へのミスも


右へのミスも多発するこのライは


苦手なアマチュアが多い。




傾斜どおりに振ろうとして


右肩が大きく下がりフェースが返らず


ダフって右へミスするか




欲張って振りすぎて


引っ掛けるか




ライの対応の基礎ができていなくて


チョロしたり下手したら空振りしたり(笑





そんなライが


極端なアップヒルやつま先上がりです。







その原因のひとつが


アライメントです。





ライの対応という基礎を学んでない人は特に多い。



ぜひ


しかるべき人にラウンドレッスンを受け




傾斜の対応を正しく学んで欲しいと思います。





私がラウンドレッスンを主体に指導しているのには


そんな部分は絶対に練習場や自宅練習では学べないから




という理由があります。




よくレッスンで


傾斜板を使って練習していますが


あれだけじゃ


ライの対応の半分も学べません。





方向感覚


視界


距離感


イメージ


身体のバランス




それらはすべて「感覚」であって


形や理屈では絶対に学べないものばかり。




つまり


練習場では絶対に学べないもの。





傾斜の度合いで


ミスの度合いも曲がり具合も


身体のバランスを保てる度合いも大きく変わります。




それによって


目標とすべき場所も大きく変わり




その目標へ身体の向きをアジャストさせる




アライメントは



ミスを減らすために絶対に必要な基礎です。






先日のラウンドレッスンで生徒さんから


「アップヒルは傾斜通りに構えて振るよう雑誌に書いてあったのですが・・・」


なんて質問が。




その通りにやってきたけど全然上手く当たらないと。




そりゃ無理だ。



傾斜なりに立とうとした為に


案の定、右肩が大きく下がって


思いっきり右足に体重が残り


フェースが返らず右に振って




右の山へOB。




「傾斜なりに構えて振ろう!」



そんなスイング


そう指導しているあなたはしていないでしょ?




だいたいアップヒルで


ターフを取らないプロなど皆無。




平らなライでさえ


「傾斜なりに」振っていないのに(ダウンブローの事ね)




なんでそんなことを雑誌に書けるのか


びっくりします(笑




アライメントの取り方ひとつで


その振り方も大きく変わります。





そんな雑誌の指導とは


「真逆」のレッスンを施し



160Yのアップヒルを5Iで


グリーンの左は即OBという難しい状況から




見事グリーン右に2オンできました。





「なんであんなこと書くんですかね?」



と生徒さん。





こっちが聞きたいぐらいだ(笑









右に行きやすいライのホール


グリーンまで打ち下ろしのダウンヒルの殆どは



左を広くしたり山側の土手にして


右が谷でOBにする。





逆に


アップヒルのホールは右を広くし


左を谷にしてOBにします。




すべては設計者の意図です。



あなたは正しく構えられますか?


傾斜に対する基礎を学んできましたか?




そう問いかけます。





平らなライで真っ直ぐ立てないレベルの


90~100アベレージのゴルファーが




傾斜も含めた対応など難易度Eでしょう。






でも


そんな当たり前の基礎知識もなく


真っ直ぐ構えることすらできないで




上達なんて夢のまた夢。




美しいスイングや


頭でっかちの理論で




それらは克服できません。





学んで下さい。



確認して下さい。




もう一度三大基礎から。







あなたが


やれている


出来ている


自分は大丈夫





そう自信を持って言える中の





半分以上は


専門家から見たら





できていません。






シャンクに苦しんだり



チーピンに悩んだり



どスライスでスコアがまとまらないレベルは





そんな基礎に


すべての解決への道が詰まっています。





間違いありません。







堂々とそうお伝えしておきます。







ささやかな


私からの置き土産だと思って頂けたら幸いです。