アプローチは



一にリズム



二にリズム





三四も五六も全部リズム(笑





アプローチが上達できない人の殆どは





・テークバックの速度よりダウンスイングの速度の方が早い



・テークバックが大きくフォローが小さい



・上体が突っ込み左肘が引けて脇が開く



・手首を返してしまう






どれかひとつ当てはまっても


アプローチは上達できません。




なのに



アプローチが苦手な人は全部当てはまってしまう事が非常に多いと感じています。





すべてを一度に矯正など至難の業です。




それこそ


ひとつひとつ順番に取り組んで欲しい練習です。





一度に得ようとすると


どれも得られません。




最優先なのは



リズム。




どんなに形をマスターしても


リズムが狂ったらすべてがパーです(笑




何度打っても同じリズムで振れるよう


ひとつの距離を徹底して反復練習して欲しいです。




テークバックは自分のイメージの半分でいい。


ゆったりとフォローで距離感を出す練習を。






40Y 58°





左右対象の振り幅に振る必要は一切ありません。


そんなものを意識したら必ずリズムを失います。




レッスンでよくやっていますが・・・


まったく必要ありません(笑





というか


あれはやってはいけない練習法。





自分が思う半分のテークバックで


フォローをゆったりと大きく。



イメージは


テークバックの


倍のフォローを取る。




トレーニングはそれくらい大げさにやってOK!





下手投げで


そーっと投げてゴミ箱にゴミを入れる感覚で。





そんな時あなたは


テークバックを大きく振り上げますか?



そんなことしたら距離も方向も合わないですよね(笑





無意識に、フォローで距離を合わせて投げるはずです。





アプローチもパットもまったく同じです。






テークバックを大きく上げる理由はひとつだけ。


距離を出すためです。





飛距離を必要としない短いアプローチやパットで


大きいテークバックは邪魔なだけ。





アプローチが苦手な人は


ダウンスイングで減速させて距離を合わせようとします。




クリーンに当てられず距離も合わない理由はそこにあります。




トップしてグリーンを行ったり来たりとか


グリーン手前の花道から奥のバンカー一直線とか(笑




すべては大きいテークバックのせいです。






格好や形は後回し。




まずはゆったりと振ること


そして小さい小さいテークバックで振ること。




後ろを小さく上げれば減速させてインパクトすることはありません。





これはパターも同じです。


限界まで小さく上げてヒットさせる練習を。





最初は違和感アリアリでしょう。




そりゃそうだ。


今のあなたと正反対の打ち方でしょうから。






その悪い癖は相当練習しないと抜けません。


私の生徒さんで直すのに1年かかった人もいます。




でも・・・

その悪い癖を克服できたら


アプローチだけでなくパッティングも大きく変わるでしょう。




後ろを大きく上げる人はパットもアプローチも距離感が合いません。




自信を持ってそうお伝えしておきます。






もちろん




”自分の感覚”だけでやるのは避けて下さい。




必ず”自分の目”で確かめて下さい。


本当に自分がイメージする位置でテークバックが収まっているかどうかを。





最初は殆どの人が


時計の針9時で止めてと言っても


10時11時まで上がっちゃいます。





リズムも同じ。



ゆったり振っているつもりでも・・・


殆どの人が


テークバックよりダウンスイングの方が

倍ぐらい早い速度で振ります。



これじゃテークバックのリズムが台無しです。





ゆったり振れているかどうか


小さく上がっているかどうか





セルフチェックは忘れずに。





上体の突っ込みも脇が開くことも


手首を使ってしまうことも


フェースが返ってしまうことも




矯正は必要です。




でも




最優先はリズムと振り幅。





取り組む順序を間違うと


せっかくの練習が無駄になります。





順番は間違えないで下さいね。




アプローチの基本は


下手投げでゴミ箱へゴミを入れるあの感覚。




後ろは小さく


前はやや大きく




利き手で


そーっと柔らかく投げるように





振ってみて下さい。






他の悪い所は


それが出来てから矯正にかかりましょう。




その順序を守れば上達も早くなるでしょう。