何かと大変な事が連発してたが、ひと段落し

オークションを眺めていたある日

超なつかしいソニーのプレスマン TCM-100Bの

外観が綺麗だが動作未確認

現状品というものが出ていて

年末の休み期間に修理するつもりで

格安購入

気になるのは、電池収納部の液漏れだが

手元に届いた品物は幸い

外装、電池収納部、カセットメカ部、

ヘッド、ピンチローラーも

とても綺麗なものであった

早速電池を入れて再生ボタンを押すと

巻取軸、供給軸は回転するので

巻き込んでも良いカセットテープを

入れて再度、再生ボタンを押したが

負荷がかかると軸は回らず T_T

そんなに簡単に行くはずはないね〜

環境の比較的良い部屋で保管しても

ゴム系の部品は、劣化が進む

TCM-100Bは、1977年の発売機種である

劣化していない方がおかしい

しかし、負荷をかけなければ

軸が回るということは、ゴムベルトは

溶けておらず伸びた程度の事?だよね〜〜?

早速分解、案の定ゴムベルトは溶けて

おらず伸びてさらに若干硬化している感じ

修理用に購入してあった修理用ゴムベルトの

ちょうど良さそうなゴムベルトに交換して

外装を元に戻したらあっけなく

修理完了!所要時間、内部清掃とベルト交換で

30分くらい?

{4898B881-8F63-4A47-BB41-0E2FB2B2C5FC}

所有のお気に入り「グリース」の

サウンドトラックを引っ張り出してきた

{26831A73-29BC-4AE1-87DE-498CD635A913}

これはDOLBY Bで録音されており

TCM-100Bには、DOLBY機能が無いので

DOLBY再生できるデッキからDOLBYオフに

したデッキへ別のテープにダビングして

再生!ただし、テープはステレオ録音だが

TCM-100Bは、モノラル仕様なので

モノラルで再生となる

うーん、なかなかの音、ワウフラッターも

ほぼ気にならない!

休み期間にゆっくり格闘するつもりが

あっけなく修理完了^_^

喜んで良いのか?複雑な心境!

まあ、運が良かったんだね〜〜きっと

made in japan

金属ボディ

美しく機能的なデザイン

やっぱり昭和のモノって良いな〜〜

昭和といえば、これまたお気に入りの

ザ・ピーナッツの「ETERNAL!」

5枚組のLPのDisk1を録音して再生してみた



内臓スピーカーで出してる音なので

ショボいけど、ヘッドセットで聞けば

聞き流すには充分な感じ〜〜

外に持ち出しの際は

モノラルなので片耳で良いから安全確保も

できるね〜〜

もともと聞き流す音楽は、ステレオより

モノラルの方が向いていると思って来た

私にとっては向いている^_^

高専時代にクラスで金持ちの息子グループが

このプレスマンを買ってもらい

通学時、当時ブームだった高中正義や渡辺貞夫

などの音楽を聴きながら通って来てたのが

すごく羨ましかったな〜〜

うちは貧乏でとても手に入れられる代物じゃ

なかったよ〜〜!

そうこうしているうちにこのTCM-100を

基本にしてステレオ再生専用で設計された

初代ウォークマンが発売されて直ぐに金持ち

グループは買換えて

不要になったTCM-100を定価の半額で

他のクラスメートが譲ってもらってたけど

それさえも買う余裕はなく

私がモスバーガーでバイトして貯めたお金は

専門授業に必要な画材の購入に消えていく

日々だった〜〜

しかし

発売から40年目で、やっと入手できた

プレスマン!

めでたし?めでたし!^_^

※もちろん録音もテストしたがOKだよ〜〜^_^