今日はようやく届いた格安FPVマイクロドローン
" Eachine E013 SMALL PEPPER"についてレビューしてみます。
正式には
「Eachine E013 Micro FPV Racing Quadcopter With 5.8G 1000TVL 40CH Camera VR006 VR-006 3 Inch Goggles」と言う名前でオンラインで発見できます。
主に、本社サイトやBanggoodなどから購入可能。
*本記事を記入時には既に売り切れとなっていて入手するには少々時間を必要としています
この商品、FPVゴーグル、本体送信機(プロポ)、FPVカメラ(VTXカメラ)付きのマイクロドローン60サイズ(TinyWhoopと同じサイズ)の本体全てがセットになっていて、この1セットを買うだけで遅延の無い5.8Ghzの周波数を使用したFPVドローン環境が手に入るオールインワンなセット。
これで80ドル弱なのでおよそ1万円を切る。
やや小さめながらしっかりとした画面でFPVドローンの視界を確保する1セルLipoバッテリーを内蔵したゴーグルに、オモチャのようだけどスティックが操作しやすい仕様の送信機、ゴーグルのクリーニング用のメンテナンスグッズ入りのアンテナと、ゴーグル充電用USBケーブル、ゴーグルを頭部に固定するバンド、FPVマイクロドローン本体、モチーフとなる目のデザインのデカール(シール)予備のプロペラ(ペラ)1セットと本体バッテリー充電用USBケーブル、これに説明書(英語)が付く。
問題は操作感覚。
箱はなかなか購買意欲をかきたてられるデザインではないでしょうか。
海外通販でありがちですが、到着時には箱が破損していることもしばしば。
中身に問題がなければ泣き寝入りですかね。
今回は、この箱の分を開封してチェック。
見ての通り、やや小さめのFPVゴーグル。
ですが、上部にはAV入力端子も付いていて外部入力にも対応しているのでVR可能?ですよね。
充電は、この様にマイクロUSBを挿して、iPhoneなどの5V1A程度のUSB、ACアダプターに挿せば充電できます。説明書を見ると3.7V、1Sリポバッテリー内蔵の様なので通常のマイクロドローン同様のバッテリーが内蔵されている様です。機会があれば中身を開けてチェックしてみたいです。リポバッテリーって事なので、充電中は目を離さない方が良いですね。
あ、ちなみにマイクロSDカードなどの差し込み口は見当たらないのでDVR(録画機能)は無い様です。なので映像の記録はできないと思われます。
売りとなっている目のデザインのシールも2セット分付いています。早速貼ってやりました。
送信機(プロポ)のスティッックがなかなか本物志向な感じ。触った感じもGoodでした。
電源は単4電池3本でOKです。
ちょっと本体も開けてみました。
FPVカメラはキャノピー(赤いカバー)側にはまってまして、キャノピーと一緒に持ち上がります。FPVチャンネルは上部アンテナ脇にスイッチが押せる様に少しボタンが見えていました。
友達とFPVのラジオチャンネルをずらせる時にわざわざキャノピー開けなくて良いので良いですね。モーターはコネクタを介さず直接ハンダ付けされていました。あとあとのモーター交換には少しハンダテクニックが必要になります。
そして、気になる操作感ですが、オモチャだとなめてかかってましたが、びっくりするほどの安定感がありました。ホバリング、初心者でもすぐに習得できそうです。
もちろん高度維持機能は付いていないと思われるのですが、それに近い安定感を感じました。激しく壁に激突して落下したり、着陸すると自動でペラは止まります。
これも初心者にはありがたいですね。
自前のSKYZONE02のFPVゴーグルで映像を拾って、録画しながら操作もしてみましたが良い感じです。機会があれば動画もアップしますね。
強いて言うなら、少々YAW(旋回)の動きがカチカチした感じ(これはプロポの操作感覚かも知れません)で左右、前後に動きながら滑らかなYAW回転とまではいかない感じでした。
前に進んで、YAW回転クィッ、また前に進む、、
と言ったニュアンスで伝わりますかね。
それでいても、この安定感でオールインワン。
値段も考えるとめちゃめちゃクォリティ高いです。
入門には最適ですね。
もちろん平行輸入で購入は可能ですが、技適やカメラ統計図などは付いていません。5.8Ghz周波数を使ったFPV環境を使用するには日本国内だとアマチュア無線4級と基地局申請が必要にはなるので、使用には注意が必要です。
とにかく、想像以上の安定感でした。
あとは、他の箱の中身とばらつきを感じるのかどうか。
人の手に渡った時の意見などまた聞いてみたいと思います。