みなさん、おはこんばんにちは!THです。前回までの話を踏まえて、今回は私が投資すべきと考えるものについてお話します。前回と前々回では「お金とはモノゴトの価値をはかるモノサシであり、価値とはモノゴトに対する人々の評価である」というお話をしました。要するに多くの人が評価する、つまりたくさんの人がほしいと感じるものにこそ投資すべきという話でした。

 

では多くの人が価値を認める、評価する投資先っていったい何があるのでしょうか?

私が考える、世界中の多くの人が高く評価する投資先は金(ゴールド)です!

金、ゴールドと聞くとご存知の方も多いかもしれませんが、今ではかなり値上がりしており

これから投資するには遅いのでは?値下がりしてくるのでは?と思う方もいるかもしれません。ですが私はこの先15年ほどはまだまだ金が値上がりすると考えております。これからその理由についてお話ししましょう。

 

まず金は日本はもちろん世界中の老若男女誰もが評価する資産であることが重要です。世界中の誰もが直感的にほしいと思うものって考えてみると意外と少ないと思いませんか?円などの通貨は日本人は欲しがりますが、アフリカ人に1万円札を渡してもきっとただの紙としてしか見てもらえないでしょうし、一般的な日本人がヨーロッパの会社の株をもらってもそれを売った場合何ユーロになり円に換算するといくらになるのかまで調べなければ、その価値はピンと来ないでしょう。しかし金であればアメリカの子供であれ、アフリカの老人でもそれが貴重であることはすぐに理解し、手に入れたいと感じるはずです。

また歴史的な側面から言えば、金は紀元前6000年のエジプトでファラオの装飾品として使われたのをはじめとして、現代まで世界中で貴重なものとして扱われており、その文化が我々の意識に強く根付いているわけです。

 

そしてこの金、実は鉱山に残された埋蔵量が少なく、あと15年ほどで採り尽くすと言われています。金は世界中の鉱山から年間3000トン以上が採掘されますが、金の埋蔵量は残り5万トン程と推測されています。つまり現在のペースで採掘が続けば残り15~20年ほどで採りつくすことになり、今ある多くの鉱山が閉鎖されることになります。2022年の金需要は4740トン程になりますが、供給は鉱山からの採掘が3611トン、アクセサリーやスクラップなどからのリサイクルが1144トン程でした。

仮に15年後も金に対する需要が変わらない、つまり世界中の人々の金に対する評価が大きく変わらないとすれば、鉱山からの供給が大幅に減った分をリサイクルで賄うことになり、今とは比べ物にならないほどの高値でアクセサリーやスクラップが買い取られる未来がやってくることが予想されるのです。

 

世界中の老若男女が価値を認める金が15~20年後には鉱山からは枯渇し、世界中でリサイクルの争奪戦が始まります。紀元前6000年から続く金の歴史的瞬間にあなたも金を買うことで当時者として参加することができるわけです。いかがでしょうか?少しワクワクしてきませんか?(*^_^*)

 

次回はなぜ金が世界中で価値のあるものとして評価されてきたのか、金が持つ特性を通してお話ししたいと思います。それではまた次回!