平安Sの展望 | 万馬券主義

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ウォータクティクスは、この京都1800㍍のレコードホルダー。一昨年から昨年にかけての6連勝は全て逃げ切り。前走はハナに行けなかったのが微妙に影響したかも知れないが、バタッとは止まっていないし、取消明けを叩いての良化は伺えた。2ヵ月ほど開いたが、中間も順調。重賞勝ちの舞台で力を出し切れれば当然勝ち負けだろう。

ダイショウジェットの前走はGⅠだったし、8㌔増で馬体も重かった。絞れていればの条件はつきますが、5走前のアンタレスSでウォータクティクスから0.4秒差、6走前のマーチSではGⅠ馬エスポワールシチーから0.2秒差とここでは力上位の存在。それだけに56㌔の斤量ひ魅力。速い時計での決着は望むところ。気配の良さからも勝ち負けだろう。

ネイキッドは昨年夏の復帰後、掲示板を外したのは3走前の武蔵野Sだけ。コーナーが4つある競馬では大崩れはしないし、特に京都は得意。昨年2月にウォータクティクスと0.3秒差。それもフワフワして真面目に走っていなかったもの。速い時計にも対応出来たし、大きな力差はない。攻めの気配からも軽視禁物。

アドバンスウェイは前走はハナを切れなかったし、力のいる馬場も合わなかったようだ。2~4走前の時計が示す通り、時計の速い軽いダートが合っている。①②着の京都なら文句なし。ウォータクティクスには前々走で先着。当時は挫石明けだったし、勝ち馬も次走でGⅠ2着だけに高く評価出来る。順調な今回は押し切れる可能性はある。

ロールオブザダイスの前走・東京大賞典はサクセスブロッケン、ヴァーミリアンから0.3秒差の3着。定量57㌔を背負ってのものだけに価値はある。斤量は1㌔減るし、前走より相手関係は楽になる。ただ、重賞での好走経験は、力が要る地方のダートばかり。京都に替わって速い時計に対応出来るかが鍵になる。

ダイシンオレンジの前走は自己条件ですが、着差以上の完勝。これで京都は<3120>と、安定感がある。相手はかなり強化されますが、斤量は前走から1㌔減るし、とにかく今は状態が良い。初のオープンで重賞挑戦は楽ではないですが、軽視は禁物。

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