３年連続で１勝馬が制しているこのレース。今年も続くとみて◎は⑩タガノパルムドール。デビュー戦が圧巻の内容だった。４回京都の開幕週は、びっしり芝が 生え揃い、アウト差しが利かない馬場状態。そんな中、タガノパルムドールは道中、先行集団から離れた９番手をポツンと追走する形に。３角過ぎから促して進 出、直線は馬場の真ん中を次元の違う末脚で一気に突き抜けた。さらに驚くのはレース後の談話。『あれでも抜け出してから遊んでいました』(藤岡康騎手)。 ポテンシャルは相当に高い。また、木曜発表の１２㌔減＝４７８㌔の馬体重も問題ない。加藤助手は『初戦は余裕のつくり。今でも細くないし、１０㌔前後は許 容範囲』と。さらに『素質は相当に高い。あと気になるのは抽選です』(藤岡康騎手)。その抽選も見事に突破と運もある。前残りの展開の中、差し切った末脚 は直線が長い阪神外回りコースなら更に生きるはず。ここを楽に突破出来れば来春が楽しみ。
○に①メイショウデイム。前走で平場の五百石万を勝ち上がり。７番人気と評価は低かったですがメンバー最速の上がり３Ｆ34.9秒の末脚を繰り出しあっさ りと差し切った。当時の最終追い切りはポリトラックで６Ｆ76.1-37.9-13.4秒。１番時計の勢いをそのまま実戦に結び付けての快勝劇だった。今 週水曜も最終追い切りも圧巻。坂路４Ｆ50.7-36.6-13.4秒。時計のかかる時間帯にも関わらず、またまた１番時計をマーク。２番目は重賞馬スズ カコーズウェイ(来週のＧⅡ阪神Ｃに出走予定)の51.0秒だけに掛値なしに速い。田中助手は『あれだけやっても追い切り後はケロッとしているんだよ。本当に心肺機能が凄い』と語る。今回は初経験の1600㍍だけに折り合いが重要なポイント。しかし、最内枠なら前に壁も作り、競馬もしやすい。さらに鞍上の福永騎手は、ラインクラフト、プリモディーネ、ピースオブワールドなど牝馬のマイルＧⅠに強いだけに大駆けの可能性は十分ある。
◎⑩タガノパルムドール
○①メイショウデイム
▲⑯シンメイフジ
△⑥アニメイトバイオ
△⑦ラナンキュラス
△⑧タガノエリザベート
△⑬グローリーステップ
△⑮ベストクルーズ
△⑱アパパネ
３連単・軸２頭流し
◎○→△
◎▲→△
３連複・馬単ボックス
①メイショウデイム
⑥アニメイトバイオ
⑧タガノエリザベート
⑩タガノパルムドール
⑮ベストクルーズ
⑯シンメイフジ
⑱アパパネ
中山１１Ｒ カペラＳ
◎は⑦ダイワディライト。前走の室町Ｓは好位で運ぶと、インから楽々と抜け出して快勝。今回は重賞初挑戦となるものの、別定戦で斤量が１㌔軽くなることに 加え、中山1200㍍は＜4・2・0・0＞の実績を誇る得意距離。ここはそれほど強力な相手も見当たらないため、いきなり重賞タイトルを獲得するようなことがあっても不思議はない。
○は①スリーアベニュー。前走の太秦Ｓは半馬身差届かず２着に終わってしまったが、ハンデ59㌔を背負いながら上がり最速の末脚で追い込んでおり、負けて強しの内容だったと言える。こちらも1200㍍は一昨年のＧⅢガーネットＳを勝つなど、６勝の全てを挙げている得意距離。今回は斤量が３㌔軽くなることも あり、逆転の可能性まで考えておきたい一頭。
◎⑦ダイワディライト
○①スリーアベニュー
▲⑤ワイルドワンダー
△④ミリオンディスク
△⑥アイルラヴァゲイン
△⑫フジノウェーブ
△⑬エノク
△⑭ビクトリーテツニー
△⑮ワンダーポデリオ
３連単・Ｆ
◎→〇▲→〇▲△
〇▲→◎→〇▲△
馬単
◎→〇▲△
〇→◎▲△
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