◎は⑪ザレマ。渾身の仕上げでこのレースに臨んできました。『来春で繁殖入りが決まっているのですよ。ヴィクトリアマイルまで引退を引き伸ばすことはないし、おそらくこれが最後のＧⅠ。目イチに仕上げました』とは竹中助手。この言葉通り、中間の調整は実にハードなものでした。先週、今週と続けて坂路でびっしりと併せ馬。今週の相手は次週のジャパンＣに出走するＧⅠ馬オウケンブルースリ。テンから飛ばして３馬身先着のゴールと力強い脚さばきは目をひいた。前日の雨で荒れた馬場状態を考えれば、４Ｆ52.2秒の時計は優秀。単走で余力を残した前走とは大違い。舞台は京都1600㍍。今年の秋から照準はマイル一本。２走前のＧⅢ京成杯ＡＨでは1800㍍～2000㍍で見せていた詰めの甘さがすっかり影を潜め、初タイトルを獲得。ベストな距離である事を証明した。前走のＧⅢ富士Ｓでも直線で手前を替えるのにモタつきながらも0.1秒差５着。先行勢総崩れの展開の中、最後はもうひと伸びしている。＜0125＞の左回りから＜4627＞と実績のある右回りに替わるのは好材料。もちろん鞍上のウチパクも魅力。オウケンブルースリとのコンビで昨秋のＧⅠ菊花賞勝ち。今年も音無厩舎の管理馬で重賞２勝を含め５勝と相性はいい。『ホントにいい具合で送り出せると思います。ウチの厩舎は２頭出し。カンパニーは強いけど、それ以外なら』。いや、今のカンパニーは中距離タイプに変身した印象が強い。京都1600㍍ならマイラーのザレマに逆転の目は十分ある。最高のデキで挑む最高のＧⅠ。２頭出しは人気薄の格言からも期待したい。
○に④カンパニー。前走のＧⅠ天皇賞・秋は上がり32.9秒で豪快に突き抜け、追いすがるスクリーンヒーロー、ウオッカらを完封。８歳にして益々凄味を感じさせる内容で、悲願のＧⅠ制覇を達成した。近２走は末を生かす競馬で連勝しているが、展開次第では好位で立ち回ることができ馬場状態も問わない器用なタ イプ。今週の追い切りを見る限り、懸念されたデキ落ちもないようだ。３５戦目の今回が当馬の引退レースとなるため、キッチリと３連勝を決めて有終の美を飾 りたい。
◎⑪ザレマ
○④カンパニー
▲⑨キャプテントゥーレ
△③マルカシェンク
△⑩スズカコーズウェイ
△⑫ヒカルオオゾラ
△⑭ストロングガルーダ
△⑮サプレザ
△⑯サンカルロ
３連単・軸２頭流し
◎○→△
◎▲→△
３連単・Ｆ
◎○→◎○⇔総流し
３連複・馬単ボックス
③マルカシェンク
④カンパニー
⑨キャプテントゥーレ
⑩スズカコーズウェイ
⑪ザレマ
⑫ヒカルオオゾラ
⑮サプレザ
東京１１Ｒ 霜月Ｓ
◎は⑬ワンダーポデリオ。前走・ペルセウスＳはオープンへの格上げ初戦。しかも、４ヵ月半ぶりのブランクを跳ね退けてハナ差２着に食い込んだもの。さすが、これまでダートでは掲示板を外していないコース巧者。『以前に乗った時より、力をつけていますね』とは、前走で手綱を取った柴山。もちろん、ひと叩きした上積みも十分。『馬はすごく良くなってますよ』と、藤岡調教師も勝ちを意識している東上だけにまず勝ち負けだろう。
◎⑬ワンダーポデリオ
○⑧ダノンカモン
▲⑦ミリオンディスク
△③アンダーカウンター
△④シルクビッグタイム
△⑨フライデイフライト
△⑪アンクルリーサム
３連単・Ｆ
◎→○▲→○▲△
○▲→◎→○▲△
馬単
◎→○▲△
○→◎▲△
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