マクロスΔ・激情ダイビングの日 『メルゼブルク呪文』ワルキューレ・イディスの大脱出
6月26日はマクロスΔ……激情ダイビングの日ちょうど10年前の2016年6月26日22時30分よりTOKYO MX にて……『マクロスΔ』Mission 13(第13話)「激情 ダイビング」……が初めて放映された記念日💖金銀りんご的は林檎のお菓子を作ってお祝いしたいぐらいの日🍎今は寮生活だから出来ないけど😢なぜこの日が重要なのか❓金銀りんごの予想妄想迷想では……テレビアニメ版マクロスΔ第13話は……北欧神話原典『オーディンのワタリガラスの呪文歌』の黄金林檎女神イドゥンの冥界ダイビング物語(イドゥンの冥界下り)……さらには古代ゲルマン異教史料『メルゼブルク呪文』のワルキューレ・イディスの活躍を素材にした、恐らく世界で初めてのアニメ作品かも知れない❓石ノ森章太郎先生のサイボーグ009・エッダ編でも『オーディンのワタリガラスの呪文歌』はチョット引用しただけで、イドゥンの冥界下りは描かなかった……こんなマイナー神話(でも金銀りんご的北欧神話観には超重要な)を取り上げてくれたことに感謝感激❣️ LINE LIVE第3夜ご視聴ありがとうございました!この後はTOKYO MXにて22:30~『マクロスΔ』Mission 13(第13話)「激情 ダイビング」放送!https://t.co/eHx17j5jIp #macross pic.twitter.com/a3xiglvdyU— 「マクロス」公式アカウント (@macrossD) June 26, 2016過去記事でも3回も特集した激情ダイビングだけど、3回とも全く違う切り口でお話しできたくらい、金銀りんご的には重要だったりする……他にもこのブログを「ダイビング」で検索すれば、アチコチで触れてるはず‼️2023年12月30日の過去記事『マクロスΔ 激情ダイビング!!黄金林檎女神の異界突破魔法かも?』今年最後の投稿🍎今年は多くの皆様に当ブログにご訪問いただきありがとうございました来年もブログは続ける予定なので……たぶん……よろしくお願い申し上げます皆様にご…ameblo.jp2024年2月14日セント・バレンタインデーの日の過去記事『バース断層は生者は“いけないボーダーライン” 歌魔法・激情ダイビングなら突破できるかも?』BS日テレでTV版「マクロスΔ」の再放送中!!毎週木曜日の23:30から二話連続放送明日は前半クライマックスの13話 “激情 ダイビング”……フレイアは落下…ameblo.jp2025年6月26日の過去記事『6月26日は「激情 ダイビング」の日 マクロスΔに登場する二人のイドゥン』ホントは前回の予告通り『エクソシスト』に出てきた風の魔神パズズのお話になる予定だったけど、調べているうちに続編の『エクソシスト2』はじめ5作品を観る必要がある…ameblo.jpただ過去記事では『オーディンのワタリガラスの呪文歌』を中心に語って来たから、今回はちょうど一年前の2025年6月26日の記事でも少しだけ触れたもうひとつのお話を中心に語りたい🍎(1)マクロスFΔのプロトカルチャー正統後継者抗争は北欧神話起源論争がモデル?金銀りんごの予想妄想迷想では……マクロスF・マクロスΔの物語は、16世紀から19世紀にわたるスカンジナビア諸国(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー)やドイツの間で争われた、民族意識の興隆や国家の威信をかけた北欧神話起源論争が、地球人とウィンダミア人のプロトカルチャー正統後継者争いのモデルになっていると予想している……『神話学劇の真骨頂 ジークフリードとシグル(バレンス)は同一人物かも?』今回は2024年2月29日の過去記事を再度加筆修正した記事三角関係の続きミンメイ様のお話は次回になるのでごめんなさいm(__)m神話妄想バレ注意報かも…ameblo.jpフレイアが所属する戦術音楽ユニット・ワルキューレが北欧神話戦乙女ヴァルキュリヤのドイツ語呼称を使っている以上、ケイオスはドイツがモデル⭐可変戦闘機VF-31Sの名称ジークフリードも龍殺しの英雄のドイツ呼称だよね……便宜的にドイツ側をレディМ陣営と勝手に呼ばせてもらってる一方、楽曲『サヨナラノツバサ〜the end of triangle』でヴァルキュリアを連呼するランカ・シェリルらのマクロスF勢はスカンジナビア側……そしてウィンダミア王国の可変戦闘機の名称スヴァードやドラケンも北欧言語呼称だし、戦艦シグル・バレンスの「シグルズ」はジークフリードの古ノルド語呼称だったりする……こちらも便宜的にリチャード・ビルラー陣営と呼ばせてもらってる……ホントにビルラーが黒幕かどうか分かんないけどね💦さらに言うと、実際の北欧神話起源論争はドイツやスウェーデンやデンマーク等の当時の大国だけでなく、ノルウェーやアイスランド、フィンランド等もそれぞれに独自の主張を掲げてお互いに激しく争っていたから、マクロスでもウィンダミア王国がノルウェーで、ヘイムダルやイプシロン財団がスウェーデンやデンマーク等の国をモチーフにしていても不思議ではないかも🍎ウィンダミア王国がなぜノルウェーなのかは、いつか記事にする予定😉『ヴァルキュリアとワルキューレ R・ビルラーとE財団・ヘイムダル、レディМと電脳貴族は怪しい?』マクロス×サンライズ「新マクロス」超時空歌姫オーディション2025絶賛応募受付中Youtubeの【歌ってみた】にも新しい動画が上がるから、それをチェックする…ameblo.jpこの法則性は本来は北欧神話には一柱しか登場しないはずの黄金林檎の女神イドゥンにも適用されている……それが2人の黄金林檎の女神イドゥン同士が『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』のそれぞれワルキューレとYami_Q_rayの一柱として激突することになる🍎🍏レディМ側(ドイツ)のイドゥン ⇒ フレイア・ヴィオンリチャード・ビルラー側(スカンジナビア)のイドゥン ⇒ 星の子(星の歌い手)ただ『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』のフレイアは、女神イドゥンというよりも鷹の羽衣魔法を使う女神フレイヤとしての役割が強調されていて、一方、星の子ちゃんは霜の巨人スィアチ役のヘイムダル指揮官・鋼鉄のクロムウェルに誘拐された女神イドゥンとしての役割を果たしていたように思う……ある意味、黄金林檎女神イドゥンとしての役割がフレイアから星の子にバトンタッチされたということかもしれない……フレイアは今後は脱皮を完了し、時の大蛇の女神としての性質を前面に出してきそうな気がする💦(2)北欧神話原典では女神イドゥンはヴァルキュリアではない過去記事でも語ったけど北欧神話原典には女神イドゥンが戦乙女ヴァルキュリアに所属した記録が無い……でももし女神イドゥンが戦乙女ヴァルキュリアの一員だとしたら、それを語っている可能性のある資料が一点だけある……それがドイツ・メルゼブルグで発見されたキリスト教伝来以前の古代ゲルマン異教の史料だったりする…『メルゼブルク呪文』die Merseburger Zaubersprücheその呪文に登場するワルキューレ・イディスが女神イドゥンと同一存在の可能性を示唆する論考があるんだよね…それはマクロスが大好きなグリム童話で有名なグリム兄弟の長兄ヤーコプ・グリムの仮説❣️(3)ドイツ民族の大ニュース・古代ゲルマン異教『メルゼブルグ呪文』発見❓メルゼブルクの呪文(Die Merseburger Zaubersprüche)は、10世紀以前に成立したとみられる、中世の古高ドイツ語で書かれた2編からなる魔術的な呪文のこと……キリスト教伝来以前のゲルマン人の信仰や神話を伝える現存する唯一の貴重な文献として知られている……ドイツ東部のメルゼブルク大聖堂図書館に所蔵されていた9世紀のキリスト教神学写本の余白に、10世紀頃にフルダ修道院の聖職者の手によって書き加えられたもので、1841年に歴史学者ゲオルク・ワイツによって発見されたもの……それをグリム兄弟が「発見されたドイツ英雄時代の二つの詩について(Über zwei entdeckte Gedichte aus der Zeit des deutschen Heldenthums)」(1842年)という論文を発表して激賞したことで、この呪文が一躍有名になったんだよね…民族意識高揚の手段として北欧神話起源論争を展開しつつあるつつある当時のドイツにおいて、グリム兄弟、特に長兄のベルリン大学教授ヤーコプ・グリムはドイツ精神を代表する知識人として人気・注目を集めていた……彼らにとってもドイツオリジナルの古代異教時代の史料発見は待望の大ニュースだったらしい✨メルゼブルク呪文 10世紀頃メルゼブルク司教座聖堂参事会図書館所蔵(4)『メルゼブルグ呪文』は二節の詩編で構成されているメルゼブルク呪文は2節の詩篇で構成されている……マクロスΔ第13話『激情 ダイビング』で描かれたのは、このひとつ目の詩篇『身内生還の呪文』なんだけど、そう長くもないから2節とも確認しておくね‼️(4.1) 第一節 身内生還の呪文(独語:Lösesegen)ひとつめの説は「身内生還の呪文(独語:Lösesegen)」と呼ばれているもの……Eiris sazun idisiかつて女(女神)ども座せりsazun hera duoder.ここに座り。suma hapt heptidun,あそこに座ったsuma heri lezidun,ある者は縛めの鎖を結び、suma clubodunある者は敵軍を阻み、umbi cuoniouuidi:ある者は束縛を解いた。insprinc haptbandun,「いましめを脱し、inuar uigandun. 敵を逃れよ!」(4.2) 第二節 馬の呪文ふたつめの説は「馬の呪文」と呼ばれているもの……hol ende uuodan uuorun zi holza.フォルとウォーダンが森へ馬で向かう途中、du uuart demo balderes uolon sin uuoz birenkit.バルドルの子馬の足が捻挫したthu biguol en sinthgunt, sunna era suister;そこでスンナの妹シンスグントが呪文を唱え、thu biguol en friia, uolla era suister;ヴォラの妹フリヤも呪文を唱え、thu biguol en uuodan, so he uuola conda:骨の捻挫のように、血の捻挫のように、sose benrenki, sose bluotrenki,関節の捻挫のように、sose lidirenki:ben zi bena, bluot zi bluoda,骨と骨、血と血、lid zi geliden, sose gelimida sin.関節と関節がくっつくように(5)イディス(idisi)をどう解釈するか?の研究者たちの議論このメルゼブルグ呪文が発見されてから、研究者の間で議論になった問題のひとつは第一詩篇「身内生還の呪文」の最初の行にある「idisi」の解釈なんだよね‼️北欧神話によく使われる古ノルド語ではディース「dís」複数形ディーシル「dísir」は「女性、御婦人、運命の女神、幽霊、魂)などの意味で使われる言葉や接尾語で、例えば女神フレイヤの別名では彼女がアース神族に嫁入りする前はヴァン神族だったことから、彼女はヴァナディス(ヴァン神族の女神)と呼ばれていた……「idisi」の解釈については一部の例外(メルゼブルグ呪文もそれに相当する)を除いては「ご婦人・女性・乙女」という意味で使われる言葉と理解する研究者グループと、一方で「運命の女神・戦いの女神」という意味で使われる言葉と理解する研究者グループに分かれているらしい……言語学者によると「dís」は元々は印欧祖語時代(約6000年前・9000年前の2つのメジャー説アリ)は*dhēi- や dhīśana の語形から生まれた言葉・語根で、その意味は「吸う・母乳を吸う」という意味だったと考えられている……つまり意味としては女神以前に「母・母神・地母神・大母神」のような意味が強かったのかもしれない……このあたりはマクロスならギリシャ語源由来の「銀河=galaxy⇒女神の母乳⇒ミルキーウェイ」とも繋げてきそうな予感もするね🌌そしてこのメルゼブルグ呪文における「idisi」に関しては、多くの研究者が北欧神話の戦乙女ヴァルキュリヤ・ワルキューレを指し示す言葉でほぼ一致している……しかも「ある者は~」が繰り返される構造は、確かに複数の女神(ヴァルキュリヤ)が手分けして異なる任務をこなしているような表現なので、ヴァルキュリヤ(ドイツではワルキューレと呼ぶ)の可能性が高いと思う……(6)グリム兄はイディス(idisi)を黄金林檎女神イドゥンと結び付けた多くの研究者が「idisi」を女神達や戦乙女たち(ヴァルキュリヤ)と広く解釈したのに対して、別の解釈を提示したのがヤーコプ・グリム教授だった……グリム教授は独自の言語学解釈から「idisi」に関して「dis」を女神を表現する古い型とみなして「イドゥン(Idun)」と「イディス(idís)」は関係している可能性があると著作『ゲルマン神話』第一巻で指摘して、イディスが黄金林檎女神イドゥンの流れを汲むヴァルキュリヤであることを暗に仄めかしてるんだよね……この仮説を導入するなら、黄金林檎女神イドゥンに相当する林檎娘のフレイア・ヴィオンが、ワルキューレ・エースとして活躍するという北欧神話とは異なる展開にも神話的な意味が生まれることになる🍎マクロスFシリーズでは、シンデレラや魔法使い、眠れる美女、井戸に飛び込む娘など、グリム童話~童話編纂者としてのグリム兄弟の業績をモチーフにしたデザインや設定が多用されたけど……一方マクロスΔではグリム兄弟のもう一つの顔である神話学者・言語学者としての業績を物語に持ち込んだのかもしれないね🍏まぁ河森監督がやっていることは、神話学研究と同時に、その一般大衆向け宣伝手段としての童話を活用したグリム兄弟みたいなもんだけどね🤣(7)『メルゼブルグ・身内生還の呪文』とマクロスΔ第13話・ラグナ星大脱出ここではマクロスΔ第13話の内容とひとつめの詩篇「身内生還の呪文」を比較してみたい……マクロスΔ13話の内容が……ウィンダミア王国軍によって制圧されつつあったラグナ星からのケイオス、新統合軍、ラグナ星住民の大脱出だったから、まさに「身内生還の呪文」の最終詩「縛めを脱し敵から逃れよ」の再現なんだよね💖それを成功させたのがフレイアの激情ダイビング魔法グリム先生のワルキューレ・イディス仮説通りなら、フレイアたち戦術音楽ユニット・ワルキューレはワルキューレ・イディス(黄金林檎女神イドゥン、ワルキューレ)として「足枷解除魔法」を使って味方を解き放ったことになるかも🍎ウィンダミア王国の旗艦、プロトカルチャー製戦艦シグル・バレンスとハインツ・ネーリッヒ・ウィンダミアの「風の歌」のコンビネーションによって構築された強力な次元バリアーと生体フォールド波による時空間制圧が、メルゼブルク呪文の「縛めの鎖」に相当するんだろうね……それを足枷解除魔法(激情ダイビング)で解き放ったことになるのかな❓ところでメルゼブルグ呪文「身内生還の呪文」では複数のワルキューレを任務を分担していることが分かる……ある者は縛めの鎖を結び、ある者は敵軍を阻み、ある者は束縛を解いた。だとすると……テレビ版マクロスΔ第13話ではフレイアだけがダイビングしたけど、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』では、飛び出したフレイアに続いて他のワルキューレメンバーもダイビングしたから、状況的には『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』の方がメルゼブルグ呪文における戦乙女たちの行動に近い気もするね‼️(8)生身でシグル・バレンスの次元バリアを破壊する「歌うプロトデビルン」?芸が細かいのが、フレイアが飛び降りて間もなく次元バリアに接触したのか、少しゆっくりと落下していて、突然ナニかを突き破ったように円状の衝撃波が発生して、フレイアの落下が急加速するあの場面が、シグル・バレンスの次元バリア・時空間支配を突破破壊した瞬間を捉えたシーンだね……もしかして気付かなかった人もいたかもしれない……「生身の人間」がプロトカルチャー製戦艦の、しかも「風の歌」で励起された次元バリアやフォールド波による時空間制圧状態を突破・破壊するって、もはや人間業ではないよね……まるでプロトデビルン・シビル……もしかするとそれを超えているかもしれない💦金銀りんごが予想妄想している「二人のフレイア説」~フレイアに憑依・一体化している「歌うプロトデビルン~異世界の赤い目のフレイア(『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』のビジュアルポスターにのみ登場)が、その力を顕現した最初の機会であるような気もする🤔『マクロスΔ 星の子には見えていた? 緑と赤の二人のフレイア』『サタンドールのサタンは明けの明星の堕天使“アル・シャハルの少女”フレイアかも?』今年最後の投稿🍎昨年は多くの読者様にご訪問いただきありがとうございました🙇…ameblo.jpこの第13話でも、フレイア異体確変した第18話でも、ハヤテが大ピンチになると、みんなが知る緑目のフレイアが頼りなくて任せておけず、赤い目のフレイアが表に出てくる感じなのかな❓もし「二人のフレイア説」がマクロスに反映されたりするのなら、13話のフレイアのダイビング場面の表現はもう一工夫できたかもしれない……フレイアの耳元で囁く誰かの声とか……フレイアには何か重大な秘密がある……と視聴者に予感させるだけでも、18話の確変フレイアへのフォローも含めて、マクロスΔの評価は大きく違ったものになった気もするね😞バンダイ(BANDAI) UNION ARENA ブースターパック 「マクロス」シリーズ Vol.2【EX14BT】 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