アウェイ、ジェフ千葉戦。
場所は、千葉県フクダ電子アリーナ、通称フクアリ。

ジェフと言えば、我がイチ押し・鳥養選手が下部組織で育ったチーム。
幾多の経歴を経てやってきた我がレノファでも大いに活躍してきた彼。
その彼も、育ててもらったチームに恩返しの意味でも、絶対このピッチに立ちたいはず。
ここ最近、リーグ戦ではベンチ入りすら出来ていない彼だが、天皇杯2戦連続のゴール。
しっかりと結果を出してきた彼だけに、絶対チャンスはある。
俺はずっと前から、このフクアリに照準を絞って狙っていた。
『凱旋』
必ずあるはず。







この日のために、新しいゲーフラを作り、引っさげて、当日朝一の飛行機で一路、千葉へ。

フクアリ到着。まずは、名物と言われる、喜作のウィンナーを賞味。
タッパ持参でしかと完食。












その時、メルマガ着信。

『先発・・・11.鳥養祐矢』

キタキタキターーーーー!!!!
この瞬間、トリの凱旋成立。
しかも、待ってた先発出場!!
俺の中でも興奮が高まる。

そして会場入り。
すると、ピッチには芝の感触を見るためか、トリ一人登場。







大きな声で、「トリィーーー!!!」と叫ぶと、彼がそれに気付いて、手を振ってくれた。
その3日前、俺は彼に会っている。
「トリくんの凱旋を信じて俺は千葉に行くから。だから絶対、千葉に来てくれ」
と伝え、彼は「はい!」と答えてくれてた。
約束は守られた。
彼は来てくれた。
そして、彼を連れてきてスタメン起用してくれた、上野監督、どうもありがとう!!

堂々と、持参したこのゲーフラを使える。こうなりゃ、最前列で絶対彼に見てもらうっきゃない!!!
庄司ゲーフラに負けないカラー印刷だぞ。絶対に、トリに届けぇ!!!





選手紹介でも、トリの時には、ひときわ大きな声援と拍手が。
そうだ、ジェフサポもあたたかく迎えてくれているのだ。
みんなの想いを背負って、このピッチで暴れてやれ。







そしてキックオフ。
トリがフクアリのピッチにて大いに躍動する。動きがいい。
右サイドを大きく駆ける。
ゴールの期待が大きく高まる。
2戦連続ゴールの好調さ、そのまま。
「いっけーー!!!トリィィーーー!!!」

試合は、両チーム無得点のまま、後半に。だが、先制はジェフ。左サイドから崩され、エウトンのゴール。
うぬ・・・。
だが、時間はまだ十分にある。
このままでは終わらんよ。

だが、その後、トリくん交代・・・・。うぬぬぬ・・・・。
フル出場はさせてもらえなかったか・・・。
残念。
しかし、交代で入った岡本が全然パッとしない。機能していない。
おいおいおい・・・。
それなら、トリくんをそのまま使ってやれよ。

しかし、試合終了直前のアディショナルで、彼のクロスから、中山マサトのヘディングゴーーーー!!!
またまたまた、試合終了直前に同点弾!!!
奇しくも、トリくんに代わって動きが冴えなかった岡本と、少し前にトリくんのラストパスをゴールできなかったマサトの二人による、トリくんへの凱旋プレゼントにも見える、執念のゴール。
激しい死闘は、1-1の引き分け。





結果は引き分けだが、よく戦った。
本当にトリくん、お疲れ様。
家族や地元のファンに手を振る彼、本当に嬉しそう。







見事に凱旋を果たした彼。
まだまだこっから羽ばたいていこうぜ。
チームトリは、つねに応援するぜ。