経営入門 第七回 全体と総合 | あやかし教室

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あやかしとつれづれの想いを気の向くままに、
にゃんごろうと呼ばれてもぶさねこと言われても、
気にせず綴る。

経営には必要だが、経営学にないものの一つに全体を観る事と言う、ノウハウがある。

現場の進め方としては優秀だが、実際採用してみると、他の現場との齟齬を来す。
絵に書いた餅。
理想論を掲げても、実践出来無い。

経営者がその調整力を問われる事になる。ただ調整出来れば、それでいいのかと言うと、そう言うわけでも無い。

組織は日々動いているので、局面は時事刻刻と変わる。

捉える問題が、人間関係か、部門間か取引先か、金融機関か、業界内か、官庁かなどで見方、捉え方の目的が変わる。
結局その問題の行き着く先を、どれだけ多く想定し対処方を考えられるかにある。

ドラッカーは、全体を見なければ問題を捉える事が出来ないと言っている。

まあコンサルの売り込み方法は、経営者の抱える問題に対し、経営者が気付かない問題定義と対処を、どうプレゼン出来るかに掛かっている。

お互いに(経営者もコンサルも)、どう全体を捉えるかが問われる事になる。

全体を捉え対処する方法は、事柄の要素、現象、問題、本質、それぞれの可能性、理想的な方向性、当事者が望む結果などを総合しベターな対案を出来るだけ想定する事にある。

単純に言うと、自分なりの結構高度なチェックリスト(想定出来る問題は全て対応出来る)を持っている事が必要になる。

勉強の仕方でもいくつかの項目を、羅列していたが結局それは、チェックリストの事で、それがノウハウである。
ノウハウを掴む為には、ある程度の経験や場数を踏む事が必要になる。
しかし、ただ数を踏めば良い訳でもない。
質の無い人は、数で稼ごうとする。
何をした、こんな経験があると読んだ本の数で、毎日これだけ続けている、などと数を並べる。

重要なのは質、クオリティ。

ただ経験には、運や縁と言う不明瞭なものが有る。
ところが人はこれに大きく影響を受ける。

今、話している経験にも、自壊するような大問題を乗り越えた者と、潰れたものとの違いは大きく別れる。運や縁に大きく左右される事になる。

これは別の話になるが、今後 「運」「縁」について、また切り拓いたり、利用したりすることについてなるべく論理的に説明をするつもりでいる。

世迷い言ではなく、ロックフェラーやカーネギー、日本では笹川良一なんかもそれに関わる発言をしている。
結構誰でもできる事で。

本題に戻って、経営の問題に対処するためには、全体を捉え総合的に勘案する。
今日はここまでだが、勘案するための総合的な考えに至る、調整方法の一つの考え方として、渋沢栄一がまとめた論語と算盤と言う、矛盾した理念を統合して両立させた理念がある。
この本も面白いが、この考え方についても、改めて触れる事にする。

取り敢えず次回はヴィジョン


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