こんばんは～
4月から電力が自由化になります。
でもよくその仕組みがわからないという方
も多いとの事なので、
今回は電力の自由化について話していきま
すね。
そもそもなんで自由化なのかという話なの
ですが、
東日本大震災の後、
原発がどうのとか、
現行の制度がどうのとか、
被爆どうのとか、
そんな話題で日本中が埋め尽くされまし
た。
そういった背景からはじまり、
各家庭が自由に電気の会社を選べた方が、
電気会社間で競争がうまれ、
それにより、
より良いサービスや環境が生まれ、
更に料金もよりリーズナブルになると期待
できます。
そんな訳で今回、自由化になるわけです。
仕組み的には、
各参入会社が、
自社で、発電した電気、
もしくは提携先で発電された電気を購入し
て、
それを現行の電力会社の電柱、
電線を今まで通り使い、
各家庭に配電されます。
そして毎月の電気料金は、
その各会社へ支払うという仕組みです。
基本的には、
設備面での変更はございませんので、
工事等は発生いたしません。
ただし、一部電機メーターが旧式の場合
は、
交換となる事もあるようですが、
その場合の費用は無料ですのでご安心くだ
さい。
各会社へのお申し込みは、
電話やWEBからお申し込みできます。
では会社を選ぶことでどんなメリットがあ
るのか？
基本的には値段が安くなる事につきます
が、
他にも手軽に電気の使用状況が、
WEB上から確認できるような会社もある
ようです。
ただし、気をつけないといけないのは、
基本料が上がって、
沢山使った部分の電気代だけが安くなると
いう会社も多いという事です。
こういう場合、月の電気代が14000円以上
を使うご家庭でないと逆に損をしてしまう
事もあるようなので、
よくよく各会社のプランを確認してから選
んでください。
尚、太陽光発電や、
ガスのエコキュート
を利用しているご家庭は、
今回の自由化で、
会社を選ぶことはできませんので、
あしからず。
電気料金の種類。段階制料金とは？
毎月、家に届く電気使用伝票を
見てみると
「第一段階」「第二段階」
なんて言葉が書いてあるのですが、
あまりそんな細かい箇所を見る事なんてな
いですよね？
実は、電気料金というのは、
使えば使うほど、
値段が上がっていくようになっているので
す。
簡単に言うと、
月の使用量が、
120kWh(キロワット)までは第一段階で、
1kWh＝19円
更に
300kWh(キロワット)までは第二段階で、
1kWh＝28円
そして
300kWh(キロワット)以上は第三段階で、
1kWh＝33円
※上記の各数字、値段は例として東京電力
の従量制の料金を出しております。
このように
使う電気量が増えるほど、
三段階に別けられ、その単価が上がってい
くのです。
これを段階制料金といいます。
一般的に4人家族のご家庭であれば、
第二段階位までではないでしょうか。
第三段階まで行ってしまうと、
電気の使う量が多いご家庭とされてしまい
ます。
逆に、
どれだけ少なかろうと多かろうと料金単価
が、変わらない事を、
固定制料金と呼びます。
・・・
とまあ、そんな訳で、電気自由化によっ
て、
どの会社を選ぼうが、
ややこしい工事は必要なくて、
設備面は現行のままでOKなのです。
だから臆せず選びましょう。
ただし、会社によっては何年間の
自動更新のように、
契約期間のしばりがついてくるケースも
ありますので、
その辺はしっかりと確認しましょう！
では本日はここまでです！
バイバイ～
★どうもありがとうございました★
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