少し前のブログでも紹介したが、統合失調症の弟は、妄想がすごい。




先日も、血のつながらない親戚Aさんが、わざわざ弟の住んでいる家まで来て【「お前とは縁を切る」とだけ言って去っていった、その時、同居の母は出かけていなかった】と弟は言っているが、そもそも…。





親戚Aさんは

1️⃣弟が住んでいる地域からだと車で5〜6時間(片道)位かかりそうな遠くに住んでいる。


2️⃣現在の弟とは疎遠であるし、そもそも血もつながっていないし親しい間柄でもない。


3️⃣高齢になってきている&子孫が多い&仕事もしていて忙しい。



と、いうことで、親戚Aさんがわざわざ来なくても電話で済む【弟への縁切り宣言】をするために弟のところに来るわけがない。そもそも、弟と親しくないので「縁切り」を宣言する必要もないし、「縁切り」宣言をするきっかけのトラブルもない。




弟からこの話を聞いた母は、完全に真に受けていたが、「そんなアホな話があるか?また弟の妄想に振り回されている💢」と思った私は親戚Aさんの配偶者(この人とは、血のつながりがある)に連絡をして事情を説明し、親戚Aさんが母と弟の住んでいる家にわざわざ来たのかを問い合わせしたところ…。




親戚Aさんは、今は体調が悪くてとてもじゃないけど、車で5〜6時間も移動するほどの元気はない。ずっとここにいたので、そちらには行っていないとの返事だった。




「ほら、ゆうたやろ?」




と、私は思ったが、母にこの話を伝えても信用してくれない。




私がわざわざ親戚Aさんの配偶者に連絡して裏をとって、弟の妄想だと証明しているのに、母は私の言い分を信用せず、息子がそう言ってたのだからそちらの方が正しいとのたまわってきたので、「じゃあ、そういうことにしとけば?」と言うことになった。




母は、弟の病気(統合失調症)が妄想を引き起こすと言うことを何度言っても理解していない。





統合失調症による妄想は、当事者は本当にあったことと認識しているので、本人に嘘をついている認識はなく、迫真の演技をしているわけでもない。だから周囲の人間は本当にあったことなのかな?と勢いで騙されがちである。





このパターン、今まで何度あっただろうか…。




弟の妄想は、基本的に論理的に破綻してるので、客観的かつ冷静に事実を追っていけば、妄想だとわかるのだが、母は、弟の病状には妄想などないと思っているので、いつも油を注ぐような形で状況を悪化させて勝手に落ち込んでいる。




統合失調症の患者の1番そばにいる母親が客観的な目を持って反応しなければ、弟の妄想に巻き込まれて、振り回されるだけである。




統合失調症の患者に近いところで生活している人間ほど、統合失調症に関する理解が必要であると、改めて思う。