表層人間の半可通読書とゲームリプレイブログ(略称半読書リプレイw) -8ページ目

『オッド・トーマスの受難』 ディーン・クーンツ 早川文庫NV


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)

清く正しく美しく!


セクースせず銃も車も持たないエコな


21世紀のヒーローオッド・トーマスが帰って来た!


銃社会車社会のアメリカで


このヒーロー像が如何に素晴しいか戦慄したまえ!


『サイレント・アイズ』 の続編だと気づいていない人の為に、


彗星教団のことがまたチラッと出てくるので


読み飛ばさないようにw


次巻はバーソロミュー教会の修道院が舞台、


修道士が


「教会の設立者のバーソロミューは眼球が無くても物が見えるという奇蹟を起こした」


などという文をキボーン!


読書速度測定

例によってカイエ さんの記事 のパクリです。


読書速度測定 は、一分間に何文字読めるか判定してくれるサイトである。


スタートボタンを押すと、どこかで読んだことがあるような文章が表示される。


ちなみに、僕がやったときは、夏目漱石の作品が表示された。


読み終えたら画面上をクリックすると、自分の読書速度と解説が表示される。


私の結果は1010字。


日本人の平均以上だが、


東大→弁護士クラスには遠く及ばす。


早稲田→司法書士クラスにも負けましたw


って、このサイト、


犯罪者養成大学の早稲田をエリートの例に出すのは間違っているよなw


私学で一番は慶応でしょ!

『改造版 少年アリス』 長野まゆみ 河出書房新社


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)


本書のベストセリフ


「おそくても、へたでも、かまわない。堂々としていれば、それでよいのだ」



もっと801系のジェンダーテーマの作品かと思ってましたが、


ルイス・キャロル+宮沢賢治/2と言った感じの美しい児童文学でした。


植物フェチ小鳥フェチ鉱物フェチは必読。


少年だけで少女が出て来ないのが素晴しい!


装飾文字もギザカワユサの少女向けの本なので、


おっさんは電車の中で読んでは駄目だよw。


変質者として警察に通報される恐れありww。


漢字も開きすぎの児童文学ですので、


小学生のお子様の情操教育にどうぞ。

『五百万ドルの迷宮』 ロス・トーマス 早川ミステリアス・プレス文庫

フィリピンのアキノ政権に反乱するテロリストの首魁を処理せよ!


謎の組織はテロ研究家を500万ドルで雇う。


500万ドルに惹かれ危険な奴等が来る!


これはロストーの中でプロットが比較的判り易く、


謀略小説と言うより冒険小説の雰囲気で始まるので、


ロストー入門には最適だと思う。


無駄に思えるエピソードもラストで見事に収斂します。


主人公は第二次大戦中に自分の部隊が壊滅した後に、


フィリピン人の抗日ゲリラに身を投じて戦い続けたのがさすがロストー!


昭和の大日本帝国軍は悪の枢軸で、米軍は正義の組織だが、政府の軍隊組織はダメポw

『阿弥陀(パズル)』 山田正紀 幻冬舎文庫


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)

エレベーターの中で女性が消える!


普通のミステリならトンデモない所に死体として現れるもんだが


最後まで死体は出ませんw


長編で殺人事件でないのはレアですなww


ユーモアミステリですね

『雪嵐』 ダン・シモンズ 早川


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)

しまった!読まなくていいジョー・クルツシリーズだった!!


シモ公なのでリーダビリティは良いが、


敵が連続美少女拉致強姦殺人犯というステロタイプで萎える。


主人公も14歳の娘にフェラチオ強要する変態さんを躊躇わずぶち殺すよくあるチンピラw。


敵の策を逆手に取った面白い作戦をシモ公は書いたつもりだろうが、


いきあたりばったりに思える。


12年間服役した主人公が、


スペンサーシリーズを読んでる味方に「まだ続いていたのか!」と揶揄するシーンはいいんかいのうw。


スペンサーが目覚めてスーザンを殺すべきという説には共感したがww

『朱温』 仁木英之 朝日文庫


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)

『夕陽の梨―五代英雄伝』 を導入部として完全インクルードし、


続きを書いて四倍に膨らませたもの。


これを読めば『夕陽の梨―五代英雄伝』 は読む必要はない。


上巻は、愛する家族の為ではなくて他人の夢を背負って戦う朱温がデラかっちょええ!


愛を求めない彼が妻にしたのは、


諸葛孔明の妻のような不細工で知的な女性なのも素晴しい!


家庭の団欒などは無く妻との会話は戦略会議のみのかっちょよさ!


孔明以上に信賞必罰がシビアで凄い。


戦に強い武将だが、卑怯な暗殺作戦も建てる悪の魅力もありますよ。


曹操+諸葛孔明のような凄い英雄が朱温!(褒め過ぎか?)


が下巻に入って、妻が死んで若い頃の恋人にそっくりな女が現れ、


朱温は女狂いになりおかしくなる…。


部下の妻にも夜這い仕掛ける情けなさ。


唐皇帝から帝位を簒奪し朱温の暴走は続く。


これは敵側の方にファンが付きそうだな。


李克用や楊行密のファンの方が多くなりそうだ。



『神が忘れた町』 ロス・トーマス 早川ミステリ文庫

神が忘れた町、


それは逃亡者に25万$で完璧な隠れ家を提供する


人口1万人足らずの小さな町ドゥランゴ。


陰謀に嵌められ刑務所に送られ、


判事の職を失ったジャックは、義理の息子のケリーと共にドゥランゴにて、


敵への反撃を開始する。


弁護士時代や判事時代に稼いだ50万$を使い切る前に、


敵を焙り出し決着は付くのか?


裏切りも計算した複雑な謀略戦が開始される。


資金に限りがあるのに、


死亡した味方の母への送金は最後まで続けようとする主人公がかっちょええ!


プロットが複雑すぎて途中まで理解し辛いが、終盤はデラ面白いです。

『帰り舟 深川川獺界隈』 山田正紀 朝日文庫


目次が日本一のブログ(自称w挑戦者求む)


主人公のやくざが六連発のリボルバーを持ってる大江戸西部劇!(アレっ?)。


続きが楽しみだがギャンブルものとしては福本伸行 よりトリックの切れは悪い。

『モデル・ワールド』 マイケル・シェイボン 早川

「S ANGEL」

「海岸通り」

「モデル・ワールド」

「ブルーメンタール、放送中」

「スモーク」

「億万長者」

「小さなナイフ」

「人間以上」

「海軍将校」

「ハロウィーン・パーティー」

「失われた世界」


後半5編はオムニバスだが、これが良い!


『悩める狼男たち』 の打率の悪さに


マイケル・シェイボン の短編集は見捨てようかと思ったが、


これ読んで思いとどまった。


SF純文学キタ━━(゚∀゚)━━!


という感じですな。


題を全て有名SF作品と同じにすると更に良かったが、


そこまで贅沢言ってはいけませんなw


科学者やSF者を主人公にした珠玉の純文学短編集である。


登場する科学者は、


地質学者、素粒子物理学者、応用気象学者等。


ミクロの世界を研究している科学者と、


マクロの世界を研究している科学者が、


互いに「お前の研究対象は存在してない」と


罵るシーンは傑作!


物理で一番重要な概念はフェイズ移行=相転移である。


ミクロな素粒子に観測問題が生じるから、


人間も宇宙も他者に観測されないと存在出来ないという論旨は、


氷は熱いという説と同じ様なポンポコピーである。