※山岸奈津美さんのツイートからお借りしました。
君が泣いている時
必ずそばに駆けつけるよ
虹色の飛行少女「SOS」の冒頭歌い出しだが、愛迫みゆの紡ぐ、このワンフレーズに全ての想いが込められている。
MVでは、いじめをテーマにしたものであったが、メロディの強さと彼女達の歌唱、この曲の歌詞はあらゆるものを超えて、生きとし生けるものがお互いを慈しむ気持ちに満ちているスケールの大きさを感じさせる。
今年一年、強制的に外との世界と隔絶させられて絶望的な孤独感に苛まれた方々も多かったのではないだろうか。
この曲を通して虹色の皆さんが語りかけてくるのは、どこまでも優しく、いつでもそばに寄り添っていることを気づかせようとしていて、その目線はどこまでも相手と同じ目線である。
従い、自分達も辛くて同じような目に遭うかもしれない、その時は同じように寄り添ってねと、語りかけている。
今年、会いに行けるアイドル達にとっては、それまで成功パターンであったこと全てが、コロナ禍で崩れ去ってしまった。
悩み苦しむ様子を吐露することも多くあったろう。
彼女たち会いに行けるアイドルが、どこまでもファンと同じ目線で、辛い目にあっているかもしれないファン達始め、そばにいる仲間達に、このようにそばに寄り添ってくれることを歌い上げることは、今年特に意味のあることなのかもしれない。
※また加筆するかもしれません。