お久しぶりです。まーらいおんです。
とうとう大学生活が再開しました。3年後期です。就活をがんばっていますがあんまり適当にやってたせいで派遣しか見てません。
いやーきついっす(素)。ちゃんと皆さんは調べてから就活しましょうね。そしてなるべく8月に終わらせましょうね。
このカードを皆さんご存じでしょうか。
はい、ゴルドナイトくんです。前回デュアルで使おうという感じの記事ではこき下ろしていました彼ですね。
このカードについてですが、前言を翻します。
割と使えるカードです。
というのは、そもそもとしてデュアル自体が「立てたところでそう強くないカード群」となっており、またそう認知されている事と思います。具体的には、1枚除去に墓地のリソースをくうダイオーキシンや、つり上げにわざわざ手札コストがかさむドロホさんですね。こんなん当時でも手慰みにできる効果モンスター多かっただろみたいに思われます。
それらのデュアルをサポートする為に、《デュアル・アブレーション》というカードはあります。ゴルドナイトさんの利用目的はこれを早くに出す事だとこの時の私は考えていたのですが、そうではありませんでした。むしろデュアルには忘れられた最強の切り札があり、彼はそれに簡単につなげるためのカードだったのです。
それがこのカード、《デュアルスパーク》です。
また懐かしいカードを……!と思われた方もおられるかと思われます。おそらくゴルドナイト君はこれをサーチする為だけに生まれてきた子でしょう。
デュアルには現状、決め手が足りません。何故なら、メインデッキで活躍するカードであるにも関わらず最大打点が2800である事と、エース級のモンスターがボンクラな事が原因にあります。相手ターンに威圧できるカードが一切ない訳ですね。
その中でこのカードはデュアル・アブレーションと同様に事実上の1:1交換ができる優れものです。アブレーションと違い、再度召喚されていなくとも1:1交換ができるのが採用しやすい点になります。また炎属性・戦士族モンスターを大量に入れる事ができない化合獣気味なデュアルでも、ゴルドナイトから繋げられるのも高評価です。
という訳なので現状、化合獣デュアルにはゴルドナイト君は入っています。前回のネガキャンに関しては申し訳ありませんでした。(でももっと雑に強い封殺系のデュアル配れやカス)
さて、それでは本題に移りましょう。
このゴルドナイト君のステータスに注目しましょう。ステータスといっても重要なのは種族と属性だけです。
そう、このカードは戦士族・地属性というとてもサポートが効きやすいステータスをしています。地属性、戦士族はそれぞれ属するモンスターの総数が属性・種族の部門で上位であり、具体的には《切り込み隊長》や《増援》などの恩恵をフルに受ける事ができます。
だからなんぞや?と思われそうなのでさっさと言いますが、私はこのカードが【ウォークライ】で使えるのではないか?と考えました。
ウォークライとは、海外先行のテーマで、日本ではWorld Premiere Pack 2021で販売されたテーマです。
全てのモンスターが戦士族・地属性であり、下級は共通効果で相手の効果でフィールドから墓地へ送られるとテーマ上級・最上級をリクルートできるという事実上の破壊耐性を持ったカード群です。また所属するカードは全て戦闘に関する効果があります。これらは戦闘を行った後に何かしらの処理をし、自分フィールドのテーマモンスターの攻撃力を200アップするという、嵩張るとそこそこ強く感じられる効果があります。
そして、この戦闘に関係する効果を発動する条件は、概ね「戦士族・地属性モンスターが戦闘を行う」となっています。
はい、そうです。
もしかしたら【ウォークライデュアル】というデッキが組めるのではないか?と考えたわけですね。
具体的には《ウォークライ・スキーラ》というカードがあるのですが、このカードが戦士族・地属性を墓地蘇生する効果を持っているので、ここからゴルドナイトの効果の流れにできないか?と考えたわけですね。
というわけで、とりあえず【ウォークライ】を自分なりに組んでみました。
一般的な純ウォークライとして作っているものです。狙える限りはロンゴの着地がしたいものですが、基本的には下級を用いたロービートを、最近はやりのD-HERO出張セットでサポートしていく感じです。
下級たちはそもそも除去に強いという利点があるのでメインフェイズの除去に対する保護はテーマカードに任せ、他は相手の展開を防ぐために宣告・無限泡影を採用しています。
また可能であればリンクモンスターを立てて総攻撃をするつもりなので剛炎の戦士を採用してあります。
下級の採用については殆どの人がこの形で採用されると思われるので、上級以上の採用枚数や精査の理由を少し説明をします。
ウォークライは共通効果で下級がリクルート効果を持っている事は先に言いましたが、このリクルート効果には少し欠点があります。
1.デッキからしか特殊召喚ができない
これはまだ無視できる程度ではありますが、魔鍵などとは違い手札操作ができない為そこそこ使い勝手が悪く感じました。
2.出してもあまり強くない
これは結構致命的でした。というのも、このテーマの上級・最上級は合計で5種類存在しますが、その内2体はあってもなくても変わらないという感想に落ち着きました。
具体的には上の画像で採用していないバシレオスとマムードです。
理由としては、バシレオスは1回しか使えないバブーンと考えるとあまり現在の遊戯王に合わないと感じました。勿論デッキによっては戦闘除去を主にするテーマもありますが、そうなるとウォークライの強みを押し付ける事ができなくなります。(これについてはまた後で書きます。)
マムードは、せっかくの魔法罠除去を戦闘後でなければ使えないのが残念です。そもそも攻撃する上で怖い魔法罠はメインフェイズのうちに除去しておきたいのが普通なので、このカードについては一世代前に出ても弱いと思います。
他3体については、単純な効果耐性持ち、蘇生効果持ち、墓地肥やし、と良い効果を狙って搭載されている為、この辺りの上級・最上級しか使用する意味はないと思われます。特に私の構成ではランク4を狙いたいので、蘇生と墓地肥やし(サウザンドブレード用)は欲しかったのでここは固定です。メテオラゴンに関してはたまに打点が足らなくなることとミラフォに殺される事があったのでとりあえず入れておこうと考えて搭載されています。
ちなみに説明が遅くなりましたが、レベル5のウォークライに関してはリリース軽減効果があるのでそこそこ使いやすいです。というよりも、安定を考えるのであればレベル5までに抑えておくのがいいと思います。
回していて気付いたのですが、ウォークライの強みは勿論大量にモンスターをそろえた後殴り倒すという事なのですが、だからと言って戦闘に強いというわけではないという事です。
というのも、彼らが上げられる攻撃力は仮に全てのテーマカードの効果を総力をかけて使ったとしても2000ほどしか上げられません。それもかなり理想的な盤面でなければいけません(スキーラ、ウェントを含むモンスター5体、スピリット、モンスターを切る事ができるカードが場にあり、墓地にウォークライ2種類がいる)。これにより出せる最大火力はバシレオスを使った4700です。
しかし、簡単に出せるリンクで有名なヴァレルソードは事実上攻撃力3000を直接相手に与える事ができる事ができる、攻撃面では最強のカードです。このモンスターこそウォークライが自らの力では突破できないカードです。
それでもウォークライが戦闘にこだわり、なおかつそこそこ強い理由には現代の遊戯王が「割とロービートにもろい」という側面を持っている事があると考えられます。
しかしこれに関しては詳しい方であれば、ダ・イーザが度々入賞を果たしていた事実を知っている方もいらっしゃると思われますが、かなり当たり前のことです。ニビルや各種手札誘発により止まらないあほみたいな火力というのは魅力的であり、また強力です。
ウォークライはそれをテーマ全体で行っている為、ウォークライの強みとなっていると考えられます。
初めに出した《ウォークライ・フォティア》を例に出せば、無限泡影やヴェーラーに弱い面はあるものの、発動さえできればうららを貫通できるのが非常に厄介に感じられるでしょう。
以上の事から、相手のスキをついてさっさと殴り倒すことができるプレイスキルのある方にとってはかなりやりがいのあるテーマであると考えられます。現在AI戦で強さを確認していますが、だいぶそういう感想になりました。
マストカウンターを見極められると少し厳しいですがまあいい感じではないでしょうか。
いかがでしたか?(クソアフィ構文)
いやまあいかがでしたか?って言われても困っちゃいますよね。
環境を取れるほどではないけどやってて面白いぐらいなので、ガチって作るほどじゃないと思います。リンクなりエクシーズなりがきたら話は別でしょうが、その程度ですね。
ちなみに結局ゴルドナイトが合うのかどうかという問題ですが、そこそこデッキに余白が生まれやすいテーマなのでまあ入るんじゃないかなあとは思います。でも多分D-HERO出張セットが抜けていくのでパワーが弱くなりそうです。辛いです。
まあそんな感じです。
それではまたいつかノシ