今年もあと二週間あまりだが

世間を唖然とさせる不祥事の多さに驚くばかり。

ビッグモーター、歌舞伎、ジャニーズ、宝塚、日大ときて

次はどこだろうと友人と話していたら

なんと自民党だったので思わず笑ってしまった。

不思議なことにそれらすべてになんらかの共通点がある。

 

共通して言われることは「膿をだせ」「ムラ社会」

宝塚、日大、自民党は膿を出さず、

答弁ののらりくらりも自民党、日大、宝塚に共通している。

会見で逆切れして「証拠があるなら出してみろ」的発言で顰蹙を買ったり、

「お答えは差し控えさせていただきます」と不可思議な迷言を吐いたり。

 

それにしても裏金の金額五億には空いた口がふさがらない。

岸田派の3000万が可愛く思える。

ムラ社会といえば、政治家の派閥ほど閉鎖的ムラ社会は

宝塚歌劇団に匹敵するだろう。

余談だが、宝塚歌劇団の本拠地は50年以上前から「ムラ」と呼ばれていた。

 

故人を悪くいうつもりはないが、

ジャニーズ問題も自民党裏金疑惑も当事者は亡くなっている。

亡くなった人の名前を冠する組織もともかく、派閥の長が亡くなっても

その派閥だけ存続していることも不思議だ。

 

ま、歌舞伎は個人犯罪なので比較の対象から外すにしても

今年の不祥事大賞は自民党だろう。

宝塚、日大がそれに続く。

 

最悪会見大賞はビッグモーターと宝塚の一騎打ち。

日大、ジャニーズが次点争いか。

 

宝塚歌劇団問題は先日ブログに書いたが、

今や阪急ホールディングス会長がその責を問われている。

当然のことだ。

だが、その企業規模を考えると、社会的影響の大きさに怖くなる。

 

ジャニーズ、歌舞伎、宝塚を不祥事の温床として

JKTと揶揄している場合ではない。

 

日本の政治の最大与党と日本を代表する大企業が

今年の不祥事大賞を争うような日本に

未来はあるのだろうか。