日大のアメフト部が廃部になるという。

第三者委員会の調査報告書を文科省に提出しての判断とか。

理事長以下大学上層部の責任も問われている。

日大アメフト部は1940年創立という歴史もあり、強豪校の誇りもある。

かつて林理事長が「学校内では解決できない」と漏らしたようだが

有力OBへの忖度、歴史や誇りを汚せまいとする圧力など

様々な要因が日大アメフト部問題解決への道を阻んだことは明白であろう。

 

それでまた宝塚事件との類似を思う。

宝塚も第三者委員会の設置なくしては解決しないだろう。

第三者委員会設置を考えていない宝塚歌劇団、阪急ホールディングスは

時間が経てばこれまでのように今回の件もうやむやになるとでも

考えているのだろうか。

 

そんなことを思っている時にPRESIDENT onlineの下記記事を読んだ。

https://president.jp/articles/-/76129?page=1

今回の宝塚事件について、宝塚が発表した報告書を基に疑義を呈しているのだが

これ以上の正論はないと思うくらい良い記事だ。

こうした記事、各局各紙が報道しているのを目にしても

宝塚は自分たちに非はないという態度を取り続けるのだろう。

ならば、なぜ、第三者委員会を設置しないのか?

 

今の宝塚、いや阪急ホールディングスは

手術をしなければ死んでしまうのに、自分はどこも悪くない、元気だと言いはる

重病人である。

 

11月11日のご遺族会見から今日まで、今回の宝塚事件を

朝日新聞は7回、つまり7日紙面で取り上げた。

その多さからみても、これは社会的な大事件なのだ。

五大紙全紙が社説で書く事件など、そうあるものではないと思う。