今日は退院後初めて病院に行ってきました。これは昨年11月の検診の時に、次の検診日として予約したものでした。それまでに癌の再発がわかって入院・手術となったのですけどね。

診察は9時から。その前に尿検査と血液検査をしなければならなかったので、8時半には病院に着いていないといけないな、、、と思いながら家を出たら8時25分に到着。いい感じ。

自動受付機のところに行くと、受け付けはまだ始まっていなかったようでお年寄りがわんさか並んでいました。係の人に外来の受診ですか?と尋ねられたので「はい」と答えたら、列の後ろに並ぶように言われました。

いやね、退院してからお仕事にも行きましたけど、やっぱり病み上がりは病み上がり。ずっと列に並ぶのは辛かった。数分並んだところでしんどくなって待ち合いの椅子に座ろうと列を離れようとすると、係の人から注意されそうになったので、順番は遅くなってもいいから座らせて下さいと言って列を離れました。

それからも受け付けが始まるまでに列はどんどん長くなっていき、、、病院と思えないくらいみんな元気に並んでいるので、ある意味おもしろかったです。

8時半になって受け付けが始まり、列が動き出してから私も列の後方に並びました。8時35分には受け付け完了。尿検査、血液検査を終えて婦人科到着が9時05分。順調です。

やっぱり朝イチって待ち時間が少なくていいですね。30分くらいしたら診察室に呼ばれ、その後どうですか?不安に感じることはないですか?と尋ねられました。

・出血は少なくなってきているものの、まだ続いていること。
・先週37.5度の熱が数日続いていたこと。
・食事の後、顔を歪めてしまうくらい下腹部が痛くなること。
・便が固かったり軟らかかったり腸の調子がよくないこと。
・尿がきちんと出ているのか不安であること。

などを相談しました。

内診してもらい、エコーで中の様子を見たところ、退院前に見られた血腫はほとんどわからないくらいまで小さくなっている。出血もそのうち終わるでしょうとのこと。熱の原因がこの血腫か膀胱だとすれば、抗生剤が必要になるので出しておきましょうとクラビットを出してくれました。

さて、腹痛と便の話をしたので、もしかしたら、、、とは思っていましたが、先輩方のブログでお見かけした直腸診を初体験してしまいました。婦人科の診察台での直腸診はなんとも表現できませんね。うん。なんとか表現しようかとも思いましたが、なんとも、、、ははは。婦人科ではもう体験したくないですな。

で、腸の方は別に大したことはなかったのか整腸剤を出してもらいました。これも、調子を見て自分で量を調節しながら飲んで下さいとのことでした。

尿はやっぱり不安だったので、100円均一で計量カップを買って自宅のお手洗いで計量しているです。多いときで450ccほど出ていますというと、それだけ出ていれば問題ないと言っていただきました。ただ、尿検査の値で白血球値が多いので、注意が必要とのこと。熱が出たら抗生剤をということでした。

そしてそして、先生が処方箋を打って下さっている間に、ずっと疑問に思っていたことを聞いてみました。

・子宮を全摘しても、膣内にHPVは残っているのか。
・残っているとすれば今後膣内で癌が発生することはあるのか。
・再発・転移の可能性は?

HPVはほぼ残っていない。残っていたとしても膣が癌になることはほぼない。摘出した子宮、膣の一部、リンパ節を見ても、癌は子宮頸部にとどまっていて膣への広がりはなかったし、リンパ節への転移もなかった。再発はほぼないと言えるでしょう。このような言葉をもらいました。


昨夏の円錐切除後、もしかしたら高度異形成が残っているかもしれないけれども、すぐに癌化することはないと思うので定期的に検査をしながら様子を見ていきましょうと言われ、その3ヵ月後に癌が見つかりましたと言われた経験上、手放しには喜べませんが、ひとまずは安心。今あるお腹の傷を癒すことだけを考えて次の検診まで過ごそうと思います。

そうそう、先生ったら、もう普通に生活していいですよと言うので、私おもいっきり目を輝かして「お風呂に入っても、、、」と聞こうとしたら、「湯船はさっとつかるくらいにしてね」とトーンダウン。一人暮らししていてさ、さっとつかるだけのためにお湯をなみなみとはれるかい?我慢しますよぉ。

「自転車は?」と聞くと、「思いっきり漕いじゃだめ。ゆっくりのろのろだったらいいよ」って、ぜんぜん普通の生活じゃないし。

で、その後しれっと聞いてみた。
「性交渉は?」
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「次の診察で考えましょうね」ですと。

ま、OKと言われてもまだまだ怖くて踏み切れませんけれどね。
パートナーにはまだまだ辛い日々が続きそうです。