2月14日の退院から1週間後の2月21日、1日限定の仕事復帰をしてきました。

実は17日にも少しだけ仕事をしていますが、それは3月に予定しているものの事前準備で座ったまま確認するだけのお仕事。先生からは術後3週間くらいから事務仕事なら構わないだろうと言われていたので、なんとか行けるかなと、、、

17日は、電車で往復3時間が少し辛かったかな。あと、街中を人にぶつかられないように避けながらよちよち歩くのに気を遣いました。そして、やっぱり体力のなさを改めて実感して、もっと休息を取らねばと感じた次第です。

で、21日。これはどうしても私がやらねばならないお仕事で、先生にも相談しながら、このお仕事を目標に復帰できるように手術日も設定してもらったのです。

入院前に先方に挨拶に行き、病気のことも全て話した上で元気に戻ってきますのでよろしくお願いしますと頭を下げてきました。でももし手術で突発事項が起きて私ができないということが起きたとしても、責任を持って代わりになる良い人に行ってもらうように手配をするからと付け加えて。


で、当日。着ていくお洋服に悩み悩みました。太もも丈のストッキングや先輩の助言でサポートタイプでないパンストをネットで注文したりしましたが、配送がこの日に間に合わず、手持ちのパンストを履くことに。

パンストのお腹の縫い目のところが傷にあたって絶対に痛いはずだと思い、着物を着る時に腰のくぼみの補正に使うガーゼと綿で作った補正具をお腹部分に入れてみました。すると、これが大正解!!

見た目は妊婦さんのようになってしまいましたが、痛みは全くなく、逆にしっかりサポートされている状態になって快適でしたよ。(おまけにあったかいし♡)そしてその上からワンピース+ジャケットという装いで、ニットの膝上靴下にブーツを履いて出掛け、現場でパンプスに履き替えました。

現場に到着。エスカレーターで上がって来た私を見つけた瞬間、先方のスタッフの皆さんが「ローズマリーさん、退院おめでとう!!」と本当にあたたかく迎えてくれました。私より少し前に大病をしてしばらく養生されていた方も目を潤ませながら握手をしてくれました。元気そうで良かった、でも無理はしないようにと椅子を用意してくれました。

私のしている仕事の業界では、私と同業の人はわんさかといるし、使い捨てのようにされるシビアな状況もまれではない中、これだけ待ってくれて、これだけ笑顔で迎えてくれる方々がいて、こんなに幸せなことはないと暖かいものを胸に感じることができました。

11時~14時までの3時間ほどのお仕事(+往復3時間)でしたが、体調に不安を抱くこともなく、トイレも合間で行きながら無事勤め上げることができました。

先輩方にはいっぱいご心配をお掛けしてしまいました。コメントをいただいたり、直接のメッセージを送って下さったり、本当に親身になって考えて下さって感謝しています。ありがとうございました。

このお仕事以降はおりこうに、お家でゆっくりとしていますので、お許し下さい~~~。