先週末からつづく出血が茶色からだんだん明るい赤色になり、分量も少しパッドにつくだけだったのが流れ出るようになってきました。

月曜日、先生に内診してもらったら、膣の奥の傷の縫い目あたりに血腫があって、そこから血が出ているようだ、というのです。ひとまずはガーゼを詰めておいて、今日のオペなどを全て済ませてから処置をしますので、待っていて下さいと言われました。

ガーゼを詰めてもらってからというもの、今まで以上に出るわ出るわ。でも、先生曰く、今新たに出血している訳ではないから大丈夫と。ということはこれだけの血が体の中に溜まっていたということですね。

そして夜、看護師さんに処置の準備ができましたと連れて行ってもらったのが、産婦人科病棟!!!子宮を失って、今までもこれからも足を踏み入れることはないだろうと思っていた場所です。他の病棟とは違い、入り口はセキュリティーコードを打たないと入れないようになっています。

中は床・壁とも全面ピンクで、世の中の不幸とは無縁のように、ぬいぐるみがそこここで笑っています。ファンタジーの世界のような廊下を歩き、どうぞと招き入れられたのは妊婦さんが出産する分娩室でした。

なんと分娩室まで壁がピンク色!!分娩台もピンク色!!妊婦さんってそんなにピンク色が好きなの??ま、分娩台なんて一生上がることもないと思っていたので、一回くらいいいか、ってなもんで上がってきましたよ。

先生はしきりにごめんなさいね~と謝っていらっしゃいました。分娩室にしかない機械を使いたかったのですって。

分娩台って、かなりの角度で足を開くのですね。身動きとれない状態に寝かされて、腹部には外からエコー。膣の中には吸引機につながったチューブが入れられ、縫い合わせた傷あたりからお腹の中へ差し込まれている模様(多分)。

私の左には部長先生、両足の間には女の子先生、右には若先生、その他看護師さん数名。もはやいつもの診察室にあるカーテンやなんやら、患者のナイーブな気持ちを和らげるような物は一切なし。足元からは大きなライトが私の膣めがけて光を放つ中、ジュルジュルと30分近く血を吸い出してもらいました。

それでも血がなくならないのか、ドレーンを入れたままにしておくことになりました。固定したいから縫わせて下さいねぇ~、と勢いで2針膣に縫い付けられてしまいました(涙)。

その後も、4時間で夜用ナプキンが前から後ろまで全面吸収済みになるくらい出血は続いています。それと同時にお腹の中がスッキリして来たようにも感じられます。早く全部出切ってほしい!!

という訳で、今週半ばごろ退院と言っていたのが、週末に延期になってしまいました。ま、残尿もまだまだだし、のんびり頑張りましょうか。

、、、それにしても、分娩台、、、

衝撃的でした。。。