消えゆく町家 | GoldenGrampusEightのブログ

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金沢を中心に 祭りその他いろいろ

金沢も梅雨入りしてこのところ雨の日もありますが、
さほどでもないという状況。長期予報によると
7月いっぱいと8月中旬までは雨が多いということでしたが・・・

金沢には町屋が少なからずありますが、このところ(たまたまでしょうが)
取り壊される町家を目にします。金沢の町家というとひがし茶屋街を
真っ先に思い出される方も多いと思いますが、
町中の住宅地のあちらこちらに点在しているものも多いです。

特に個人的に好みの近代和風住宅は
観光客の目に触れにくいところにあったりします。
そんな近代和風住宅の一つが来月取り壊されるとの話を
近所の方から聞きました。建物そのものは自分の知る限り
金沢でも一級の近代和風住宅のように思えますが
(もっとも自分はこの手の知識は疎いですが)
買い手がつかなかったようです。

いわゆる町家は確かに風情はあるものの、いざ住むとなると、
暗い、寒い、駐車場がない、セキュリティが低いと
問題だらけなことは確かです。
特に駐車場とセキュリティは現代の住宅からすれば
致命的ともいえる欠点なのかもしれません。
(親類が町屋に住んでいたこともありこのあたりは実感できます)

とはいえ金沢市内でもおそらく有数の町家が取り壊されていくのは
あまりにもったいない気がします。
これも時代の流れというほかはないのでしょうが。

町家の欠点は先ほどあげましたが、
町家の魅力は風情というより
人あたりのやわらかさのような気がします。
これは個人的に感じる金沢の良さでもあります。
金沢に来られる方にはそんなところも感じていただければ思ったりします。


イメージ 1


話は変わって夜のひがし茶屋街。
こちらも出店がらみでひと騒動あるようです。
(新聞記事によると)

イメージ 2


そんな騒動をよそに深夜の茶屋街はひっそり。

イメージ 3


ひときわ明るく照らされた一角。

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静かな中を猫の鳴き声が響きました。

イメージ 5


こちらはすぐに完売。