What is the intuition ? 直感ってなんだろう? | オハナファームのブログ

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それを咲かすために生まれて来た
一人一人がそれぞれの花を咲かし
そして大きな家族みたいにつながったらいいな〜
それがオハナファームの願いです

What is intuition ?

 

直感、直覚、洞察(力)

in+tueri(=見る)

tu-, tu(i)t- : L.tueor=to look at(見張る)

 

昨日出会った、質問です。

 

intuitionとは、なぜ、そう感じるのか?確かな理由は分からないけれど、

ただただ、「そう感じる」「そう見える」「そう思う」

そして、「知っている」

という感覚

 

ヒーリングの練習の時に、先生から

「智子は、直感的にどう感じているか?」と、質問され

答えに困ってしまいました。

 

そして、今、久し振りに、そのintuitiveの極端な例を思い出しました。

以前も、どこかで、シェアしたのですが、改めて。

 

酪農家時代の話です。

前主人は、大きな借金をして、大きな牧場を立ち上げました。それは、13年前。そして、わたしは、そこに嫁入りしました。

彼の、当初からの目標は「自給飼料」を、作る酪農経営。

つまり、自分で、牧草を作りながらその牧草で、牛を飼う。

そのために彼は、実家を離れ、畑に囲まれた場所で、牧場を新しく始めたのです。

 

ところが、五年経っても、彼は、借りている畑を耕す事もしませんでした。

雑草だらけで「荒れたように」なってしまった畑の地主さんからは、再三、クレーム

「せめて、起こすだけでもしてくれ」

耕すだけしていたら、雑草が生える事もないからです。

 

日本の田舎では、「畑を荒らす」ことは、見ていて悲しい事でもあり、「恥ずかしい」ことでもあります。

 

前主人は、その度に頭を下げ、謝っていましたが、いっこうに、彼は、耕す事もしませんでした。

さすがに、わたしも、いたたまれなくなり、彼を怒ったりもしていました。

が、彼は、誰に何を言われても「一向に腰をあげませんでした」

 

そして、五年目。

いきなり、畑に行き、耕し、そして、牧草の種をまき始めました。

そして、彼が最初に作った牧草は、本当に素晴らしいものでした。

間もなく、わたしは、「りんごの神様」と言われる無農薬でリンゴ栽培をしている、木村あきのりさんの、本に出会いました。

 

そこに、書いてある文を読んだとき、わたしは、愕然としました!

 

彼曰く、農薬で汚染された土地を、元に戻すには、最低でも5年は、雑草を生やすと、いい。

 

え〜〜〜〜〜!!!!

こうさん(前主人)は、これをやったんだ!!!

 

確かに、借りていた畑は、牧草ではなく、野菜やタバコをつくっていたところなので、かなりの農薬が投入された土地だったのです。

 

こうさんは、農薬の本は、勿論、畑の本なんか一切読まない。(本を読むのが大嫌い)

彼自身も、自分が、なぜ動かないのか?理解不能だったそうです。

ただただ、心のスイッチがONにならなかったようです。

 

そう、これは、完全に、彼の「直感」でした。

 

とても頑固な人で、そばにいて、時々何を考えてるのか?分からなくて苦労した事も在りました。

 

ただ、彼は、「牛をよく見て」「畑を良く見て」いました。

そう、まるで、心の中で「会話」をしているように。

 

その後も、この「彼特有」の直感で、牧草作りは広がり、

農薬も、肥料も使わない(買うお金もなかった)

「牛達に取っては最高の牧草」を作る人になっていったのです。

 

時として

わたしたちは、その時には、なぜ、自分がそんな行動をとるのか、「わからない」事が在ります。

けれでも、もう少し、大きな視点で見て、さらに時間を経て振り返ると、その「意味不明」な行動が、「最善」だった

そんな経験は誰にも在ると思います。

周りの理解が得られなくても、自分が自分の心の真実に従った時

その時には、「恐れは存在しない」

 

それが、このintuition直感なんだろうな〜

と、改めて思い出しました。