老子はいつの時代の人か定かではないようですが、結局現在の成功哲学や心理学やスピリチュアル的な考え方などはすべて、紀元前から続いてきた思想の一部であると考えると人類の歴史はすごいなぁ~と感嘆の念を抱かずにはいられません目


古代ギリシャ哲学などが西洋思想の起源だとすると、老子や孔子などは東洋思想の起源でもあると言えるのではないかと思います。


最近は「道(Tao)」という言葉も広まってきていますが、老子の生き方や考え方には共感する点が多く、心が癒されます。


心が安まる老子/著者不明

¥1,260
Amazon.co.jp

西洋東洋問わず、森羅万象、宇宙、天などの概念は紀元前から続く普遍的なものなのでしょう。


老子は人でも組織でも競争したり「個」に固執するのではなく、私たちはみな天の創造物であることを自覚し、何事にも執着せずに、大自然のように無欲にあるがままに生きることをよしとしています。


「心に玉のような真実」を抱いている人は、私欲などに惑わされず、実直で才能があってもひけらかさず謙虚で柔軟性に富んでいる。無償の愛で人のために尽くすことができる深い慈愛を持ち、自然と人に信頼される。


ふむふむ…理想のあるべき姿ですひらめき電球


この本では「リーダーとしてのあり方」もたくさん紹介されています。今リーダーとして活躍されている方には、自分を振り返るよいきっかけになるのではないかと思います。


日本の政治は相変わらず混乱中ですが、国会に差し入れしたいかもあせる


老子の説く生き方は宇宙の一部として大自然のようにあるがまま生きること!


難しいけれど、そんな生き方は一人一人自由で、「個」の違いはなく、肩書や役割で人を差別化する必要もありません。人は無欲に無為に生きればこそ、心はいつも平穏でいられ、その結果あるがままの力を発揮し、最も自分らしくいられるのです。


心がブレそうになったときは深呼吸をして、老子のおしえを思い出そうと思いますo(^▽^)o


どれもこれも胸にググッとくるものがありましたが、迷いに迷って一つだけ第33章(P99-101)をご紹介します。



ほんとうの豊かさ


人々がどんなことを考え、

どんなことを欲し、

どんな行動をするのかを分析すると、

他人のいろいろな姿が見えてくる。


でも、自分自身について、

どのくらいわかっているのだろう。


他人と競争して勝つ人は、

実力や能力が優れているからだが、

自分に挑んで打ち勝つことは、

他人と闘う以上に

むずかしい。


やみくもに闘って、

あれもこれもと手に入れるのではなく、

自分にとって必要なものだけで、

満足しよう。

それがほんとうの豊かさだ。


自制心を持って

自分なりの豊かさを実践していくこと。

それが、志だ。


志とは、

生きる目的であり、

願望だが、

生きることそのものでもある。


自分の居るべき処をしっかりと確認して

生きていこう。


肉体が滅びても、

永遠に不滅の志を持つことが

まことの長寿である。


みなさんの志は何ですか?