アカデミー賞の作品賞、主演男優賞、脚本賞、監督賞と主要部門で4冠を達成した話題の「英国王のスピーチ」 を観ました。
私はイギリス好きだし、とても評判が良いので観たいな~と思って行きましたが、実は内容を知らなかったので正直びっくりしました。
現在のエリザベス女王のお父様ジョージ6世(1895-1952)の実話で、吃音というコンプレックスをどのように乗り越えて国民に信頼され、愛される国王になったかというストーリーです。
庶民ももちろんコンプレックスに悩みますが、王室に生まれ、国王にならざるを得ない立場にあったジョージ6世にとって、吃音というコンプレックスはとてつもなく大きな悩みであり、国民の前で行わなければならないスピーチは何よりのプレッシャーだったと思います。
心温まる人間関係にじーんと来ました。
何よりライオネル(ジェフリー・ラッシュ)とジョージ6世(コリン・ファース)が、身分を超えて信頼関係を築きあげていく過程がいいです!家族以外に自分のすべてをさらけ出し、本気でぶつかり合って、同じ目標のために頑張り合える関係って素敵![]()
不器用なジョージ6世をコリン・ファースが熱演していて、思わず感情移入してしまいます。肩に力が入ったり、緊張したり、興奮したり、ホッとしたり、感動したり…
どんなに夫が自信を失っても、励まし続け、支え続けるジョージ6世の妻エリザベス(ヘレナ・ボトム=カーター)の存在も偉大でした。エリザベス女王のご両親はとても素敵なご夫婦だったのだと知りました。
どんな立場の人間でも、人はお互いに支え合って生きているんですよね~。
ハリウッド映画のような派手さはありませんが、イギリス映画(これはイギリス・オーストラリアの合作ですが)にはイギリス映画のよさがあります。イギリスびいきの私にとってBritish Englishのアクセントは心地よく、ウィットに富んだ会話も、人間模様の丁寧な描き方もよかったです。
観終わった後に、ほんわりと心が温まる映画でした。
