クライマックス・パ 第1ステージの展望 その2 |                                         みねのブログ

クライマックス・パ 第1ステージの展望 その2

みなさまおばんでござりす。


昨日から3日間のつもりて始めたこの企画ですが、昨日先発投手のことを書いたら、今日のスポーツ紙でノムさんにあっさり否定されてしまったみねでございます。


結局は最後のほうにちょろっと書いた、普通ならこうだと思います、のとおりになるようですね。


まあ正攻法なら今現在の本当のチーム力が分かるってもんです。


初めての短期決戦ですから、まずは作戦より選手の力を中心にして戦うことで、選手個々に何が足りないのか分かるでしょうし、来シーズンに向けて取り組むべき課題がハッキリするでしょうね。


さて本日の展望は、昨日は投手だったので今日は野手にしようと思います。


その中でもやはり一番気になるスタメンについて書いてみようかと思います。


でも、野村監督が既に「第1ステージでは奇襲はしない」と明言してしまったので、それを踏まえて考えてみようと思います。


スタメンを考えるとき、大きなポイントがあると思いますが、それは守備重視で行くのか、それとも打撃重視で行くのか。


何しろ第1ステージは超短期決戦なので1つのエラーでも勝敗を分けることもあるし、それが3戦しかない戦いの勝負まで左右しかねないこともある。


またヒットを内野ゴロにしてくれるような守備力があればある程度の失点は防げる可能性もある。


そう考えると守備重視で、守備からリズムを作れるようなスタメンを考えることになる。


しかし逆に、短期決戦だからこそ打線で勢いをつけたい、という考えもある。


そうなるとある程度守備力が落ちても、打線でなんとか先制して後半に守備固めをして逃げ切るための、打線重視のスタメンを考えることになる。


とここまで書いてきましたが、楽天の現状を考えると実はそんなに選択肢は多くないようです。


楽天のスタメンで固定されているのは、DH山崎、一塁セギノール、三塁草野、遊撃渡辺直、センター鉄平の5人。


捕手は投手に合わせて藤井、中谷、嶋を使うでしょう。


レフトは本来ならリンデンでしたが、登録抹消になってしまったので、ライトも含めて中村真、中島、宮出を状況に応じて使っていくしかない。


聖澤と内村は勝負どころでの代走になるでしょう。


となると、実は二塁を高須か小坂のどちらで行くか、ここくらいしか性格の大きく異なる選択はないのです。


しかし二塁といえば野球では大事なセンターラインの一角。


どちらを使うかで随分方向性が変わるポイントだと思います。


ではどちらを使うべきなのか、を言う前に、基本的な考え方として私の2人に対する現在の評価を書きます。


高須は打撃はいいものの、足の怪我があって機動力を使いにくいうえ、守備範囲が以前より狭くなっている。


小坂は打撃は劣るものの、機動力が使えるうえ、守備には定評があり、打球に対する一歩目が早く守備範囲もかなり広い。


これを踏まえて、昨日と同じく先に私の予想を書いてしまいます。


私は小坂を使ったほうがいいと思います。


そのポイントはいくつかあるのですが、1つ1つ順番にいくと・・・


①先発投手はみなエース級


投手がエース級ともなれば、守備でリズムをしっかり作れれば大崩れしない可能性が高いが、逆だと本来の力を発揮出来ない可能性が高い。


②打撃はみずもの


打撃がいい高須を使ったとしても、結局打撃は確率の低いもので、確実にヒットを打てる保証もない。


③守備は打撃より確実性が高い


確実性を取るなら、ヒットを打てる3割の可能性よりはるかに高い守備率を取るべき。


④相手先発もエース級


こうなると1点を争う試合になる可能性が高く、1つのミスは致命傷になり、取れるアウトは確実に取りたいうえ、小坂の守備力でヒットがアウトになることも考えられる。

さらに勝負強い高須を代打で控えさせておけば、1点を争う勝負どころで打順に関係なく投入できる。


とまあこんな理由で私は小坂を予想するのですが、高須に故障がなければ間違いなく高須を予想するでしょう。


しかし事実は事実として考えなければいけませんから、仕方ないところです。


というところで、最後に、これらを踏まえて第1戦のスタメンオーダーを予想してみたいと思います。


1.7中島

2.6渡辺直

3.8鉄平

4.DH山崎

5.5草野

6.9宮出

7.3セギノール

8.2藤井

9.4小坂

P.岩隈


さて実際はどうなるでしょうか。


今日はこれにて。


その3につづく。