人口減少により国内市場の頭打ちが見えている中、
ビール会社のアジア・オセアニア進出が加速しています。

キリンがオーストラリア・・・
サッポロがシンガポール、ベトナム・・・

今回、サントリーがペプシコと提携して
サントリーブランドの清涼飲料などを
中国全土で販売するニュースが広がりました。
広大な中国市場をカバーするには単独では
限界があるとして、中国全土に拠点を持つ
ペプシコとの提携を強化する流れです。

今後、巨大なアジア市場をめぐり
飲料メーカーや菓子メーカーが
さらなるサプライズを見せることでしょう。

消費市場の変化に、企業は着々と対応している訳です。

「内需の拡大」が日本のテーマだと言われていますが
いまひとつ、焦点が定まりません。
内需と外需を分断して考える時代は過去のことのようです。

企業は「内外需一体化」を想定し、一歩先を行って
いる、それが現実だと思います。