2008年版の国民生活白書において
商品の欠陥や詐欺商法などによる
消費者被害の経済的損失額が2007年度で
約3兆4000億円に上ることが
明らかとなりました。
ものすごい額でびっくりです。

高齢者を狙った振り込め詐欺が大きな問題
となっていますが、若者の被害も
相当あるようで、年代を問わず、大変な
問題であることが浮き彫りとなりました。

考えて見ると、「消費」「カード」
「割賦販売」などを義務教育では
ほとんど教えてくれません。

これは大きな問題です。社会の欠陥です。

「金銭」「消費」というものを「文化」「芸術」
「音楽」などより劣る分野とみてか、
学校ではなかなか教えません。

かつて自分自身のマネーセミナーを開催するため、
区立の公民館の申込をしましたが、「マネー」が
ふさわしくなくとして、却下されました。

今の日本人には、マネー・センスが欠けていると
思います。若者の「マネー・センス」や「生活力」が
極めて大事であることを公共施設の運営者である
都道府県や市区町村には認識して欲しいですね。