このほど厚生労働省から18年版の簡易生命表
が発表となりました。それによると平均余命は、

40歳 男40.25 女46.66
50歳 男31.00 女37.12
60歳 男22.41 女27.92
70歳 男14.69 女19.12
80歳  男8.45 女11.32
といった状況です。

昔は人生50年といった時期があったようですが、上の表だと
50歳の2人に1人は81歳(男)や87歳(女)まで生きる計算になります。
本当に驚異的な数字です。

今、個人年金保険について色々と調べています。その中で
長生きを「リスク」として捉える考え方が示されています。
かつて「長寿=リスク」との捉え方に抵抗を感じましたが、
このところの年金不信などの報道をみるにつけ
むしろ共感をおぼえるところです。

長寿の「寿」はめでたい言葉のはずですが、リスクの始まりでも
あります。長く生きることに経済的な苦労が伴うといった
現実に、社会が向きあう必要性が高まってきているようです。