生命保険の申込みをしただけでは、万が一の場合でも、保険金を
受取ることはできません。本当に受取ることができるまでのプロセスを
整理します。

①保険申込書に署名・捺印をして、診査or告知に加え、第1回
保険料充当金(初回の保険料)を支払うことで、加入者の手続
がひとまず終わります。

②生命保険会社がこれらの書類を審査し、契約の申込みの
承諾する。これにより初めて生命保険契約が成立することに
なります。

ただし、ここで注意です。契約成立日から保障が開始される訳では
ありません。告知した日(または診査を受けた日)、あるいは保険料を
払い込んだ日のどちらか遅いときにさかのぼって、保障は開始され
るのです。

保険契約においては、この流れは重要です。初回の保険料を
支払い忘れていると、不慮の事故に遭遇しても保険金を受取ることが
できません。残念なケースもあるようですので注意しましょう。