大きな死亡保障を伴う生命保険は、更新型と全期型を選択する
ことができますが、選択に迷う方が多いようです。
今回は、更新型と全期型の違いを見ていきましょう。

(仕組み)
更新型は、保険期間を一定期間に区切り、その一定期間ごとに
保険料が再計算されるという仕組みです。一方、全期型は、
保険期間全体で保険料を計算し、固定される仕組みです。

(保険料)
更新型の方が、最初の保険料が割安なものの、更新毎に
保険料が高くなります。全く同じ保障内容で比較すると、
総支払保険料は、全期型の方が割安になります。ただ、
更新型は、時期に応じて必要な保障額を設定できる利点も
あります。

(アドバイス)
1)その時々で、保障額が流動的(例:転職等)になる若年期は
更新型を、ある程度保障額が固まり、あまり生命保険を
見直す必要がなくなれば全期型に変更する。

2)絶対変えないベースの保険は全期型で準備し、流動的な部分
だけ更新型の保険で割安な大型保障を確保する、といった
両者をミックスしたプランを検討する。

保険は住宅に次ぐ大きな買い物です。全期型と更新型の違いも
チェックポイントに加え、賢い保障づくりを進めましょう。