キヤノンの中国現地法人、キヤノン(中国)有限公司は、
中国の貧困地区での基礎教育を充実させるため、
小学校の校舎寄贈など各種支援策を実施すると発表
しました。同公司は、今年が設立10周年で、スポーツ、
教育など各種分野で社会貢献事業に乗り出しています。

校舎は、河北省承徳市と、東部、南部に各1校ずつ
計3校を来年末までに建設するもので、教学・映像設備
の寄贈、映像を使った教育の支援なども行う予定と
いうことです。

中国での企業イメージの向上を狙うものですが、
中国貧困地域における基礎教育の向上のため、ソフト、
ハード両面で支援するとする姿勢は、長期的な視野
にたったロマンを感じます。

「教育」「貧困」といったもともと公的セクターが取り組む
べき課題に、フットワークよく取り組むキャノンの姿勢は
さすがです。懐が深く、好感が持てる行動です。