年金記録漏れ問題に対して経団連が政府への協力を表明しました。

経団連の御手洗冨士夫会長が、社会保険庁の
年金記録漏れ問題に関連し、「民間としても全面的に
協力したい。人を動員して一日も早く決着させたい」
との発言をしました。会員各企業に呼びかけて、
政府に協力していくとのことです。

年金記録漏れは、不明なもの５０００万件、登録されて
いない可能性があるもの１４００万件、とのことですが
大変な数です。国民の安心に関わる最重要事項として、
協力を表明した御手洗会長の発言はすばらしい見識
だと思います。

社会保険庁の不手際から端を発する年金記録問題
ですが、こうなれば「大震災」の発生と同じです。

参院選を前に犯人が誰だといった問題も浮上していますが、
火事場では「火消し」が最優先です。政治家にはその点を
わきまえて行動して欲しいものです。