三重の寒梅 吟醸
三重県にある丸彦酒造のお酒です。
ホームページ http://www.mienokanbai.jp/index.htm
先日温泉に行ったときに飲みました。大吟醸も置いてあったのですが、旅館の方のオススメでこちらにしてみました。値段は1500円くらい。
データ
●アルコール度数●15.6度
●精米歩合●60%
●日本酒度●+2
●酸 度●1.4
飲むと最初にやや甘味を感じます。その後にアルコールを感じますが、全体としてすっきりなめらかな印象でした。香りはそこまで感じません。クセがなく飲みやすいですが、印象も薄いのでまた飲もうとは思いませんでした。
今度は大吟醸を飲んでみたいと思います。
依存症、モンスターペアレント、新型うつ、ひきこもりの原因がわかる本
一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病 (光文社新書)/片田 珠美
¥798
Amazon.co.jp
著者は精神科医で、社会問題となっている依存症・モンスターペアレント・モンスターペイシェント・新型うつ・ひきこもりなどの現代の問題に対して「成熟拒否」という視点から原因となる構造を書きだしています。
職場で勧められて買ってみたのですが、一気に読んでしまいました。
文章の構造がわかりやすく、とても読みやすいです。著者の頭の中で構造が明確に形作られていると思うのですが、それが立体的に伝わってきて知的にも刺激を受けながら読むことができました。
簡単にいうと、挫折をしてきていない世代は我慢するということができずに、様々な形で問題が噴出するという話を精神分という立場から論じています。
私がハッとさせられたのは、「キューブラー・ロスの死の五段階説」という切り口で問題を分析しているところです。
死の五段階説とは人間が死に向かうにあたり、否認・怒り・取引・抑うつ・受容という段階を踏んでいくという説です。緩和ケアの本には必ずと言っていいほど載っている有名な説です。
著者は死を人間最大の喪失体験として、この説を用い、そこから人生における様々な問題もこの五段階を経て受容に至るとの前提から話をはじめ、否認でつまづけば妄想・ひきこもりに、怒りでつまづけば他責的に、抑うつでつまづけば依存症になっていくと展開します。
本の2/3くらいを読みながら、最終的に著者はどのような解決策を提示するのかが気になりだします。結論としては、この構造自体に気づいて目を向けることしかできないという話になるのですが、この本を読めば構造が立体的に見えるので新しい視点を持つことができます。
私としては、五段階説を全ての挫折に適応することが適切なのかという疑問を抱えつつも、このような切り口は自分の中になかったので、とても実りある読書となりました。
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著者は精神科医で、社会問題となっている依存症・モンスターペアレント・モンスターペイシェント・新型うつ・ひきこもりなどの現代の問題に対して「成熟拒否」という視点から原因となる構造を書きだしています。
職場で勧められて買ってみたのですが、一気に読んでしまいました。
文章の構造がわかりやすく、とても読みやすいです。著者の頭の中で構造が明確に形作られていると思うのですが、それが立体的に伝わってきて知的にも刺激を受けながら読むことができました。
簡単にいうと、挫折をしてきていない世代は我慢するということができずに、様々な形で問題が噴出するという話を精神分という立場から論じています。
私がハッとさせられたのは、「キューブラー・ロスの死の五段階説」という切り口で問題を分析しているところです。
死の五段階説とは人間が死に向かうにあたり、否認・怒り・取引・抑うつ・受容という段階を踏んでいくという説です。緩和ケアの本には必ずと言っていいほど載っている有名な説です。
著者は死を人間最大の喪失体験として、この説を用い、そこから人生における様々な問題もこの五段階を経て受容に至るとの前提から話をはじめ、否認でつまづけば妄想・ひきこもりに、怒りでつまづけば他責的に、抑うつでつまづけば依存症になっていくと展開します。
本の2/3くらいを読みながら、最終的に著者はどのような解決策を提示するのかが気になりだします。結論としては、この構造自体に気づいて目を向けることしかできないという話になるのですが、この本を読めば構造が立体的に見えるので新しい視点を持つことができます。
私としては、五段階説を全ての挫折に適応することが適切なのかという疑問を抱えつつも、このような切り口は自分の中になかったので、とても実りある読書となりました。
蓬莱泉(ほうらいせん)の純米大吟醸
私はアルコールがそんなに強くないのですが、最近日本酒をたまに飲んでいます。そんな話を職場でしていたら、ある先生から「蓬莱泉や真澄の純米大吟醸がおいしかったよ」と言われました。
私は日本酒に全く詳しくないので純米大吟醸??という感じでしたが、日垣隆さんの本で勧められたものはできるだけ早く取り入れるとよいと書かれているのを読んでから、できるだけ実践している私としては早速買いに行ってきました。
事前に調べると、純米とは米のみで作られたお酒、大吟醸とは『大吟醸酒とは精米歩合50%以下の白米、米麹および水を原料とし、吟味して製造した清酒で、吟醸酒よりさらに徹底して低温長期発酵する。固有の香味及び色沢が特に良好なもの。最後に吟醸香を引き出すために少量の醸造アルコールを添加する場合もある。』(Wikipedia引用)とのことです。
買ったのは 蓬莱泉の純米大吟醸 しぼりたて です。
ホームページには『しぼった直後の純米大吟醸の原酒』とありました。原酒とは絞ったお酒に水を加えていないものです。またしぼりたては火入れ処理をしていないものです。
ホームページのデータを引用すると以下の通り。
『麹米 : 山田錦100%使用(精米歩合45%)
掛米 : 山田錦100%使用(精米歩合45%)
アルコール度数 : 未定(予定:16度以上17度未満)
内容量 : 720ミリリットル』
味のほうは、最初はやや甘みを感じ、その後に辛さを感じました。また喉の奥の感じもしっかりしていました。香りは甘みの感じるものでしたが、思ったよりは感じませんでした。全体としてはすっきりしていて飲みやすかったです。
生酒なので開栓後は早めに飲んだほうがいいとのことなので、ちょこちょこ飲みたいと思いますが、私は一回に少ししか飲まないのでしばらくかかりそうです。
私は日本酒に全く詳しくないので純米大吟醸??という感じでしたが、日垣隆さんの本で勧められたものはできるだけ早く取り入れるとよいと書かれているのを読んでから、できるだけ実践している私としては早速買いに行ってきました。
事前に調べると、純米とは米のみで作られたお酒、大吟醸とは『大吟醸酒とは精米歩合50%以下の白米、米麹および水を原料とし、吟味して製造した清酒で、吟醸酒よりさらに徹底して低温長期発酵する。固有の香味及び色沢が特に良好なもの。最後に吟醸香を引き出すために少量の醸造アルコールを添加する場合もある。』(Wikipedia引用)とのことです。
買ったのは 蓬莱泉の純米大吟醸 しぼりたて です。
ホームページには『しぼった直後の純米大吟醸の原酒』とありました。原酒とは絞ったお酒に水を加えていないものです。またしぼりたては火入れ処理をしていないものです。
ホームページのデータを引用すると以下の通り。
『麹米 : 山田錦100%使用(精米歩合45%)
掛米 : 山田錦100%使用(精米歩合45%)
アルコール度数 : 未定(予定:16度以上17度未満)
内容量 : 720ミリリットル』
味のほうは、最初はやや甘みを感じ、その後に辛さを感じました。また喉の奥の感じもしっかりしていました。香りは甘みの感じるものでしたが、思ったよりは感じませんでした。全体としてはすっきりしていて飲みやすかったです。
生酒なので開栓後は早めに飲んだほうがいいとのことなので、ちょこちょこ飲みたいと思いますが、私は一回に少ししか飲まないのでしばらくかかりそうです。