2013年記念すべき一発目のSG

優勝戦のメンバーも最高のメンバー

完全復活なるか
艇界の至宝、池田浩二



12R
優勝戦
◎池田浩二
△今井貴士
-中岡正彦
○田中信一郎
×山崎智也
-齊藤仁
1-2=4

ポールポジションには池田浩二
一昨年のダービーに続いて平和島SG連覇を狙う
機力は池田の腕をもってすれば逃げるには十分のレベル
まだ上積みも見込めるだけに展示気配は要注意
スタートも安定している
伸びる今井が隣にいて、今節トップスタート連発となればスタート一発の怖い中岡を止める壁役としても十分
逃げる条件は揃っている
今井はどちらかと言うと伸び型
2コースがどうか
ただ、連軸ということで田中に○をつけたが、池田がもし負けるとすれば唯一の逆転目はこの今井の差し切り
中岡に関しては山口剛と並んで個人的にずっと追いかけてきた選手
山口には山ほど痛い思いをさせられてきたが、中岡には山ほど美味しい思いをさせてもらってきた
一般戦ではいつも頭一つも二つも抜けた存在だった
ただ、そこにおさまる器ではないとずっと思ってきた
いつかきっと大舞台で
SG優出は11年ぶり
しかし今節はスタートでけりをつけてここまで上がってきた
隣に今井がいるとなるとそれも苦しい
機力的には6人の中で恐らく一番下
果たして進入で大人しくしているかどうか
田中に関しては安定感抜群
少し波もありそうなので連軸としては信頼できる
山崎はさすがの勝負強さ
その勝負強さは優勝戦でも侮れない
ただ機力的には強調できる部分が全くない
最後に齊藤仁
齊藤が優勝戦に残ってくれたことが今回の優勝戦では最も意味がある
住之江が大阪勢の庭と化している今、平和島で東京勢の活躍は必須
昨日の捲り差しは圧巻
今日も齊藤の覚悟を見届けたい



2013年、桜の季節の訪れを告げる始まりのドラマ

その主役はやはり池田浩二