第27代新鋭王座は誰の手に



12R
優勝戦
◎佐藤翼
△茅原悠紀
○西村拓也
×黒井達矢
-船岡洋一郎
-青木玄太
1-3=245

新鋭世代唯一のSGファイナリスト桐生順平なき新鋭王座決定戦

絶対的な本命は茅原悠紀

そして対抗は、個人的には思い入れもあるので本命視していた部分もあった西村拓也

ディフェンディングチャンピオンの松尾昂明、そして他のドリーム組が次々に敗れ去っていく中、二人は強さを見せつけて順当に優出を果たした

しかし二人とも身に付けるカポックは白ではなかった

二人を差し置いて白のカポックを身に纏うのは、桐生なき埼玉が送り込んだ新星、怪鳥:佐藤翼

たしかに超抜機を引いたのは事実である

ただし、エース機は西村の手に渡っていた

誰がこの結果を予想しただろうか

そして明日の優勝戦も本命は彼でしょうがない

3ヶ月データではわからないが、10走データを見れば明らかなことがある

佐藤はイン戦を確実に得意にしつつある

新鋭王座初出場の105期である

果たして同世代に安定してイン戦をこなせる選手が何人いるだろうか

佐藤は確実に強い


相手には茅原ではなくエース機の西村を推す

佐藤が節一で、西村、黒井、船岡がその次
茅原は機力では劣る

船岡や青木の進入の行方が取りざたされているが、準優を見てもわかるように動きたいと思ったら動けるわけではないのである

茅原なり西村なりが簡単に入れてくれるわけはない

佐藤は多少進入がもつれて深インになる可能性はあるが、それを克服するだけの逸材であると見る





大波乱の決着へ

その翼を広げて

埼玉の怪鳥が徳山の水面を羽ばたく