9R

◎池田浩二

×原田幸哉

○中島孝平

△篠崎元志

-齊藤仁

-今村豊

1-234-234

池瓜時代復活か。

池田が瓜生とともに準優の1枠を勝ち取ったために囁かれている言葉。

まぁそういうわけではないのは明白。

新ペラ制度では調整力と抽選運が大きく勝負を左右する。

今回の結果も一つの偶然にすぎない。

ただ、競艇を愛する者にとってはこの二人の活躍は素直に嬉しいのである。

このレースは恐らくオールスローか。

篠崎なり齊藤なりがどんな選択をするかは微妙だが、どちらにせよ池田の逃げは固い。

そして原田と中島がスタート早いことからも恐らく篠崎より内で決着する本命戦になる。


10R

◎寺田祥

-峰竜太

×平石和男

○山崎智也

△馬袋義則

-赤坂俊輔

1-4-235

ここは何よりもやはり山崎智也。

この機力でここまでの結果、やはりすごい男である。

桐生の山崎智也、蒲郡の赤岩善生、三国の今垣光太郎、下関の今村豊、別格にもほどがある。

桐生で山崎智也がどれだけ愛されているかは想像するにたやすい。

だからこそ明日の準優は2着なのである。

準優に残れば地元の面目は果たした、と考えるのは所詮ただの一流である。

超一流はもう一つ上の景色を見据えている。

尼崎のオーシャンの魚谷を思い出せばわかるはずである。

今節の山崎のエンジンではスタート同体でダッシュ分伸びたとしてもカマシ切れるほどの伸びはない。

なら強引に攻めてピンロクの走りをするより優出に全力を尽くしてほしい。

そして桐生では4コースからの差しより外マイの方が優出への近道であることも山崎はわかっている。

山崎が握るとしてスタート控えめの平石は捲られ差しに切り替える可能性が高い。

となると一番走りづらいのは峰。

捲られるのが嫌いなタイプだけに張って回る公算が高い。

そうなると峰は大敗のパターンである。

展開があるのは山崎と同期の馬袋か。

二連単1-4の一本釣りに懸ける。

山崎智也の男気に懸ける。


11R

◎瓜生正義

△松井繁

×熊谷直樹

○辻栄蔵

-馬場貴也

-木村光宏

1-234-234

3=4-125

このレースは木村の進入がまずは全て。

とりあえず瓜生は誰が疑う余地もなく超抜。

全ての足において文句なし。

スタート一発で捲られない限り負ける余地がない。

その波乱目は一点のみ、カドになったときの熊谷の一発。

そこからの辻の連動。

瓜生の優勝戦の1枠といえば去年の赤城雷神杯。

瓜生の優勝戦の4カドといえば一昨年の全日本選手権。

正直今節の足ならカドの方が買いやすい。

さぁ強すぎる瓜生正義が帰ってきた。