ぼくのうれしいことが
きみのうれしいことに
きみのうれしいことが
みんなのうれしいことに
このせかいをうれしいはなでいっぱいにしてしまおう
このせかいをうれしいうたでいっぱいにしてしまおう


自分が嬉しくて、みんなの嬉しいことをやっていたら
喜びが虹のように世界に広がっていくという物語


「うれしいがいっぱい」


この物語を読んで、物語の中に入っちゃって
みんなで踊ったり、遊んだり、歌ったりした。


障がいのあるお子さんと、そのご家族をサポートしている
ハッピークローバーのイベント
「いろんなところで楽しむ音」におまねきいただき朗読をした。


ピアノ担当は珠ちゃんこと前川珠子さん。


今回で2回目。


私が朗読していると、子供達が突進してくる。笑


いたづらにやってきたり、布を巻きつけてみたり、
マイクをコンコン叩いて音を立ててみたり!


さらに私は敷物をかぶせられて、
嵐に巻き込まれたり!(笑)


子供達は自由でいいなー。


好きなものを聞いて踊る時は
次々に好きなものが出てくる出てくる。


こんな子供達が起こすハプニングも、
ぜーんぶまるごと物語の一部。



障がいがあってもなくても
大人でも子供でも、みんなでいっしょになって楽しむっていいな。

大騒ぎでめちゃくちゃ元気で楽しい時間だった。








嵐におそわれたの図



障がいを持つお子さんがいるお母さんは
子供といっしょに朗読のイベントに参加することは少ないかもしれない。


じっくり朗読を聞きたくても、お子さんと一緒だと参加を断られたりすることもあるだろうし、
お子さんと一緒が認められても、お子さんが大騒ぎしないかと気を遣って
朗読を楽しめなかったり・・・。


そんなんじゃなくて、子供と一緒にいながら大人は朗読を聞くことが出来るっていうのをやりたかった。
そしてエネルギーを受け取って元気になるものを。


子供達はたとえ物語が理解出来なくても、
エネルギーを感じ取って勝手に楽しめるから。


誰も細かいことを気にすることなく、一緒に、同時に、好きなことを楽しめるものがいい。


そして珠ちゃんも私もどんな状況でも大丈夫だし、
ハプニングが起きてもそれをまるごと楽しめるから。



こんな風に楽しい朗読の場をあたえてもらえるって本当に嬉しい。感謝!(感謝のバトン①)
私は声を出して読むという行為がとっても好きなんだと思う。


そして、子供と一緒に遊ばせてもらえるということも感謝!(感謝のバトン②)
だって普段子供と一緒に遊ぶ機会なんてないんだもの。



ところで、今私は子供が大好きで、一緒にいるととっても楽しいのだけど
かつてはどう扱っていいか、困惑していた。


なぜかと言うと私は自分が子供の時に、ものすごく子供らしくない子供だったから。
感情を出すことが出来ない、とんでもなく大人びた屈折した子だったから。

だから子供と共鳴することが出来なかった。


そのまま大きくなってしまったため、しばらく子供とどう交流していいかさっぱりわからなかったの。


それがだんだん学びが進むにしたがって、私は子供に戻っていった。

どんどん無邪気になっていって、自分が子供の時に体験出来なかった感情を味わえるようになってきた。

そして子供と仲よくなれるようになってきた。

普通の人と全く逆の成長プロセスをたどっている。


今となってはこの学びに感謝だなーって思う。(感謝のバトン③)
だって、今はどんどん楽しいことが増えているんだもの。