それは、高校に入学したて


通学し始めて二日目の朝のことだった。







中学時代では味わえなかった電車通学だ。









オイラの住んでいたとこのK成線は路面の踏み切り。










朝のラッシュのMMM駅で




「カンカンカンカン」



から、



「カンカンカンカンカンッ!!」



と、


二本連続で列車が通りますYO!



という合図で鐘の音が早くなる




ってのを



二回も繰り返す時が多々あり、





肝心の上りは向こうホームなのに渡れない!






という通学環境でした。






すなわち、




「自分が乗りたい電車に



朝の電車のラッシュがひどくて、



上りホームがある向こう側に行きたいのに



踏み切りが渡れない」





ということだww










そんなロスタイムなんか頭に入れずに



若干寝坊気味に起床。




朝飯も摂らずに


仕度。



巻きなれない紺のネクタイを首に通し、



「いってきます!」






早足で駅へ向かうが


自分が乗りたい電車に乗れるか乗れないか(汗)




という瀬戸際の朝。





「うあっ やべぇ!」



「カンカンカンカンカンカンッ!!」





踏み切りの鐘の音が早くなっているのも関わらず、




左右を


(°Д°;≡°Д°;)





確認して、ダッシュで踏み切りをくぐるサラリーマンのオヤジに釣られ、




オイラも危険度MAXな状態の踏切をくぐり、


(踏み切り横ホームには人を乗り降りさせてる電車が止まっている緊迫した状態ww)




ほうほうの体でどうにか向こう側の上りホームへすべりこみセーフ。







もう朝からアドレナリンが出まくりマクリマクリスティだ。








「ふう」






なんとか乗りたい電車には間に合い、




真新しい学生服



(オイラの高校は紺のブレザーだった)




が、


シワクチャになるくらいの満員電車に乗って乗り換えの




Fばし駅へ向かう。





「次は~センター競馬場前~ センター競馬場前~」





K成線は線路がまっすぐでない上、



緩急も激しい。






「うくっ…」




手首の筋をギュンギュンに張らせ、



吊革に掴りひたすら耐えるオイラ。









「次はFばし~Fばし~」




「プシュッ~」





ギュウギュウな状態の



グレーにねずみ色w みたいな



今考えると妙なツートンのK成線の電車から




国鉄(現JR)Fばし駅への乗り換えの人々が



ものすごい数吐き出される。











当時は


定期券を



「ピピッ」



と当てて通過できるような改札ではなく、




駅員さんが手でみんなの切符を回収する世界だった。






定期を見せる人、



切符を渡す人、



足りないお金を切符と一緒に渡す人など





すんごくレトロで



原始的な状態。





そんな中、




『オイラも定期を手に入れたのらっ♪』





と、




少し大人の階段登っている気持ちだ。







定期は胸ポケットに…






「んっ?」





確か胸の内側の胸ポケットに…



















ない










ない!!




ないっ!








どこにもないっっ!!!









おかしいっ!!






でもホントにな い!!!!




人間、こういう瞬間はアホになっているようで、




無意味に ももの裏 とかにも手をあて、



定期付きの財布を探すwww





だが、




ない…









このままの雰囲気で歩いて行かなければ



確実に学校へは遅刻する!





まだクラスのみんなとも仲良くなってない。




ここで遅刻は屈辱だ。









だがしかし、




財布とくっついた




定期券が





な い...






お金もない!



定期もない!









そこでオイラのとった行動とは??



















to be continued....