

皆さん、こんにちは♪
今回は海外に関しての質問コーナーです。
【海外での子育てってどうなんですか?】
ご家族で海外に来られる方は、子育てのところが楽しみでもあり、不安でもある所ですよね。
こちらの質問に関して、弊社グループの中でも海外投資教育部門を司る、
【グローバルインベストアカデミー】の代表、両角さんに、
両角さん自身の子育てに関してインタビューさせて頂きました!

質問者 幸平は (幸)
回答者 両角さんは (両)
で進行させて頂きます
(インタビューはマレーシアのジョホールバル(幸平)、タイのバンコク(両角さん)のスカイプインタビューです)
(幸)
両角さん、今日はお忙しい中、ありがとうございます!
子育てについていろいろとご質問させて頂きますのでよろしくお願い致します。
(両)
はい、お役に立てる情報になるかはわかりませんが、こちらこそよろしくお願い致します。
(幸)
さっそくですが、海外で子育てしてよかったな、と思われる所を教えてもらっていいですか?
(両)
そうですね~正直、子育てって言うほどの年齢ではないんですよね(苦笑)
海外に移住した3年前は、娘が小学校6年生、息子が小学校4年生でした。
最初は語学の問題もありましたので、二人とも日本人学校に入学しました。
(幸)
マレーシアのジョホールバルにも日本人学校があるんですよね。
慣れない土地でいきなり外国語!というのはストレスも大きいだろうから、その形が自然なのかも知れませんね。
(両)
はい、そうですね。
しかし、もともと国際教育を受けてもらう為に移住した事あり、息子についてはその半年後にインターナショナルスクールに編入させました。
(幸)
そうなんですね。
マレーシアのインターナショナルスクールはどのような感じなのでしょうか?
(両)
マレーシアというのは、多民族国家でもありますので、インターナショナルスクールに通う生徒も実に様々なのです。
ですから、授業や学校生活を通じて、自然と多様性が身に付いてくるのですね。
簡単に言えば、人と違うのが当たり前な世界が、そこにはあるのです。
(幸)
【人と違うのが当たり前】・・・日本の幼少期ではあまりない事ですよね。
(両)
そのとおり、ここが日本と大きく違う所ですよね。
日本では【出る杭は打たれる】というか、あまり目立つような事は敬遠され、他の子達と同じようになんだかんだ指導が行われますからね・・・
(幸)
私達、親のいない所で、そのようなことをされてしまって、本人の魅力を消されてしまうかも・・・と考えるとゾッとしますね
(両)
はい、私もそう思うのです。
あと、その学校のスタイルでもあるのですが、全般的に見ても、海外の学校では、【個性】を大切にしますね。
そして、その個性に応じた【独創性】を延ばすような教育が盛んに行われています。
弱点を補うよりも、長所を伸ばして行く、と言えば分かり易いでしょうか、この考え方については私も共感をしてます。
(幸)
なるほど・・・これは学校だけでなく、親自身が気をつけて行かないと行けない部分ですね。
弱点、問題点ばかり目について、そこばかり言ってる自分に反省しないと、と思いました・・・
(両)
そうですよね。
これから、グローバリゼーションがより一層進む社会では、雇用がどんどん厳しくなると思われますので、人並み・平均点をとるだけでは厳しく、あえて何か一つでも他人より秀でる必要があると思うのです。
そう考えた時に、語学一つでもできただけで違うと思うのですよ。言い方は変ですが、日本人のほとんどが英語も話せないですからね。
今、他国では、2カ国語できて当たり前、マレーシアなどは小学生でも、英語とマレー語と中国語を話せます。それは環境の違いだけなんですね。
ですから、そういう環境に子ども達をおいて、語学というのは複数の国の言葉が話せて当たり前、そう思えるようになってもらいたいです。
(幸)
確かに、私自身、今回の海外進出でとても苦労しました・・・英語は必須だなと海外にいればいるほど痛感してます・・・
語学以外の面での海外教育はどのようなものがありますか?
(両)
ITに関して積極的ですね。
学校の授業で個別に自分専用のPCを使わせるんです。
やはり、ああいう機器は、小さなうちから使わせた方が習得も早いですね。
やはり、今後必要になってくるものは、語学とIT、これは必須だと思います。
そういう面では、やはり海外の教育は日本のそれと比べて2つも3つも先に進んでいるように思えます。
そして何より、子ども達が楽しく学校に通う姿を見れた事は、海外にきてよかったなと思う瞬間でもありますね。
(幸)
お気持ち、すごく分かります!!
海外で他国の子ども達と他国の言語で楽しくコミュニケーションをとっている子どもの姿などが見れたら、私は感動して泣いてしまうかも知れません(笑)
質問を変えさせてもらいます、逆に、海外の子育てで困った所はありますか?
(両)
やはり、病気になったときでしょうかね・・・
幸い私の子ども達は大きな病気や怪我をしてませんでしたので、とても困ったという事はありませんでしたが、例えば風邪を引いた時に、その症状を外国人の医者に正しく伝えるのは難しかったです。
また、医者からのアドバイスも、あるいは薬の処方一つをとっても、やはり正しく理解できているのか、自分でも自身がありませんでした。
ある時、病院で薬を処方されたのですが、普通の風邪のはずなのに、薬が5種類もあって、どれがどれなのか分からず困りました・・・(苦笑)
(幸)
子どもが病気なだけで困っている時に言語でも困る・・・確かに想像すると不安になりますね・・・
(両)
そうですよね。
あとはインターナショナルスクールでの教員達とのコミュニケーションですかね。
私自身もネイティブではないですから、レター1つとっても、翻訳しながらの作業になりました。
大事な事が書かれていて、それを見落とし、子ども迷惑をかけてしまうのだけはしないようにと、必死でしたね。
ただ、その辺は他の日本人の親友達と同様のシチュエーションですので、お互い助け合いながら進めて来ましたので、意外と問題なくいけましたね。
(幸)
そう考えると、現地での日本人友達ができるどうか、困った時にサポートしてくれる人がいるかどうか?
というのも重要なポイントかも知れませんね。
それでは、ご家族で海外へ来られる方達へ一言お願いできますか?
(両)
はい。
多くの方に聞かれる質問のひとつに、「いつから海外で教育を受けさせればいいですか?」というものがあります。
いわゆる「適齢期」ですね。
個人的には、行きたいと思った時がベストなタイミングでしょう(笑)
もちろん事前に現地の情報をしっかりと収拾したり、その国の語学を勉強したり、海外へ出る前にやらなくてはいけないことが山ほどありますが、実は実際に海外に出てからでも十分対応できることはたくさんあります。
日本人は比較的慎重な方が多いので、行動する前に頭で考えてばかりで、結局行動に移せない方って多いです。
これはもったいない!
何か現地で困ったことが起きたって、さほど深刻なことはわずかでしょうし、国が違えど、言葉が違えど、困ってる人にはみんな助けてくれますから(笑)
さっき少し触れましたけど、やはり自分たちの今後もそうですが、子供達の将来のことを真剣に考えれば、海外で生活する事は選択肢として必ず考えておく必要があると思います。
日本と比べて不便になるかもしれません。多少の痛みは伴いますが、絶対それに余りあるメリットを享受できるはずです。
あとは、海外に出る際に、どの国がいいかということについては、一概には言えませんね。
やはりそれは自分の目で見て、肌で感じることが大事かと思います。
いきなり移住は難しいでしょうから(あ、私の場合はそうでしたが・・・)、最初は旅行ついでにいろいろな国を見て回り、気に入った国があれば、そこに1~2週間などのショートステイから慣らす方がいいでしょう。
こんなはずではなかった、、、と思って、帰ってしまう人も現実には少なくなく、それではもったいないですからね。
(幸)
なるほど、行動は早い方がいいけど、しっかり行き先は考えて、という事ですね。
ありがとうございます。
ぜひ、迷われている方は行動に移して欲しいですね♪
ではせっかくですので、両角さん自身について少し聞かせて下さい。
両角さんは何をされているときが一番楽しいですか?
(両)
そうですね、、、
フェデラー(プロテニス選手)の試合を観てる時でしょうか・・・(大笑)
彼は現在33歳になりながら、未だにトップに君臨している選手です。
もうかれこれ10年以上も、、、です。
そして、ただ単にテニスが強いだけではなくて、その華麗なプレースタイルで、観てる人を引き込む魅力も持っています。
私も一時プロを目指したことがある一人として、彼の凄さは、もうひと言では言い表せません。
ただ、試合を観ていて、あれほど楽しい選手はいませんね。また彼は7カ国語を話せるといいます。
もう、そういうのを知ると、尊敬でしかありませんね ^^
(幸)
それだけ、尊敬している人がして、楽しめる時間があるって、とてもステキですね♪
両角さんにはなにか、完璧な人間な、隙のないイメージがあったのですが、そのような温かい部分をしるとなんかホッとします。
(両)
全然、完璧な人間などではありませんよ、四苦八苦の毎日を楽しみながら過ごしております(笑)
(幸)
では、将来の夢はありますか?
(両)
フェデラー(上述)と試合することですね・・
というのは冗談で、、、そうですね、、、
主に仕事を通じてではありますが、やはりこうして世界各地を回ってみて、世界にはとんでもなく素晴らしいところがあるんだなと感じているので、経済的な自由を手に入れたら、やはり好きな人と一緒に世界中を見て回って、美味しいご飯とお酒を楽しみたいですね。
あと、今話しているのは、ある島でコテージの経営をすること。
ものすごく綺麗な海のオーシャンフロントに建ち、毎日数組しか訪れない小規模なコテージで、オーナー夫婦がいつもBARで楽しそうに飲んでいるっていうやつが理想ですね(笑)
(幸)
ある島・・・どこか気になります(笑)
(両)
あと、仕事では、やはり今やっている事業(日本人に対して海外投資の面白さを知ってもらいながら実践する環境を作る)をより発展させ、海外投資=グローバルだと、みんなから覚えてもらえるようにしていきたいですね。
ユダヤにも華僑にも負けない和僑軍団をどんどん輩出したいです。
日本人はファイナンシャルリテラシーが低いと言われてますから、まずはその基礎作りをしっかりとして、世界という舞台を使って、家族が豊かに安心して暮らせる人生を手に入れるお手伝いが出来ればなと思っています。
(幸)
お金についての知識を身につける上に、そこに海外を活かして行けるようになると、本当に楽しく学んで行けそうですね。
別の質問ですが、両角さんはどこの国が一番好きですか?
(両)
うーん、、、それぞれの国にいいところがたくさんありますし、どの国も好きですよー ^^。
シンガポールは日本以上に治安がよくて街が綺麗ですし、食べ物にも困りませんから、家族連れには特に安心ですね。
意外なところでは東欧のコソボは良かったですね。
ユーロ諸国の中でも一番貧しい国ではありますが、その分物価がとても安く、しかも国民の70%以上が35歳以下という非常に若い国ですから、みんながこう、未来に対して希望を持っている感じがしましたね。
夏の気候が良い時は十分住めますし、やはり個人的には、先進国よりもエネルギッシュな新興国の方が合うみたいです。
まあ、そんな中でも強いてあげるとするならば、やはり今住んでいるタイが一番好きですかね。
気候という点では前に住んでいたマレーシアのジョホールバルの方が過ごしやすいですが、このタイ・バンコクでは、日本人が日本以外で一番住みやすい街であると感じています。
それほど日本の文化が浸透し、日本のものが容易に手に入り、歩けば日本語が平気で耳に入る国というのはまず他にないでしょう。
またタイ人のおっとりした人柄・文化も日本人には合っていますね。
みんな、ほんとに優しいですよ。
だた、難点は歩道を含めたインフラがまだ追いついてないので、歩いていて、よく捻挫します。。(苦笑)
タイとかマレーシアとかフィリピンいうと、まだ来た事がない日本人の方は、まだまだ田舎で不便だろうな・・・と思うかもしれませんが、来たらほんとビックリしますよ!
まずは騙されたと思って、今度の年末にでも、遊びにきて下さいね。もしかしたら人生観を変える何かに出会うかもしれませんので。
(幸)
私もバンコクに行った時には、バンコクの人たちの日本人に対するウェルカム感に感動しました・・・
屋台もとっても美味しいですよね♪
コソボ・・・私も凄く興味があるので、今度行ってみたいです♪
両角さん、質問に対して、深く、熱くご回答いただき本当にありがとうございました!
(両)
いえいえ、思っていることを伝えただけですので(笑)
また質問がありましたら、遠慮なく声かけて下さい。
(幸)
はい!ありがとうございます♪
今後も海外への質問コーナーを続けてまいりますので皆様、どしどしご質問お願い致します
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