イテア・イリキフォリア Itea ilicifolia
支那ズイナとか、ヒイラギズイナ、トキワズイナとも呼ばれる植物で、
このながーい花穂がみんなの心をわしづかみ。
私もハートを撃ち抜かれてしまい、
高い苗を購入したのは何年前でしょうか。
当時は全く売ってなくて、探すのも大変でしたが、
今はどうでしょう。
地道な布教の結果なのか、
あちこちのショップで取り扱いがあります。
しかも安い。
いい時代になったものです。
生産者さんや販売店も人々の検索履歴を
調べてくれてるってことですよね。
今だったら真夏以外はいつでも手に入りそうですね。
で、我が家のイテア・イリキフォリアがついに満開の季節を迎えてます。
結構な香りがしますが、私はよい香りだと思うけれど、苦手な人がいるかもしれない。
私がようやく2本目の苗を入手したのは4~5年前でしょうか。
意を決して地植えにしたのです。
だってどんな性質の植物かわからないし、
とても貴重だったので枯れたら困ると大事にしてたのですよ。
2本目を確保したので、漸く地植えにしたのですが・・・
今年はすごい事になってます。
ながーい穂はますます長くなっていき
多分30センチぐらいあるでしょう。
2018年の鉢植えの姿を見ると、全く様子が違います。
結構簡単に大きくなるので、丈夫で挿し木も大丈夫そうですね。
水に浸けておいて発根してからでもよさそうですし、
植木鉢のはしっこにさしておくだけでもいけそうです。
剪定も力加減を失敗したら枯れるかもしれないので、様子見でしたが、もう大丈夫でしょう。
今年は花後に剪定してみます。
今年は黄金葉のカシワバアジサイもすごいです。
葉っぱが大きくなって、花数もありますね。
今まで施肥はあまりしてなかったのですが、
昨年はちゃんとやったので成果がでたのだと思います。
やっぱり肥料は大事ということを再確認しました。
とても立派になって、美しい新葉もいっぱいでてきて
初夏にふさわしい容貌です。
見るたびに素晴らしいなあと感激しております。
でも、大きくなった木だと住宅街では全体像を撮影できないのです。
掲載できなくて残念ですが、仕方ないことですからね。
育てる喜びってとても良いですね。
育てることを通じて、常に喜び得られるのが植物の醍醐味でしょう。
しずかな満たされるようなよろこび、ってあるようでなかなかないものです。
ハイテンションになったり興奮するような刺激的な喜びっていうのは結構あるのですが、
こういう種類のよろこびは皆が求めているはずなのになかなか出会えない。
それがないから仕方なく垂れ流され続ける刺激を求め続ける・・・・のかもしれないですね。
それしか知らなくてそれが喜びだと誤解していた人々も
ひとたび育てだしたら、きっと気づくことが多いのではないかと思っています。